マトリックスのレビュー・感想・評価
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もう一度スクリーンで観たい衝撃
13年余り前に劇場で体感した衝撃が忘れられず、『マトリックス』というワードに未だに捕らわれてしまう。
今五感で感じ取っているものが、単に脳に送られる電気信号の解釈…それが現実という確信を時折疑い、自分もマトリックスの住人なのかと変な妄想すら抱かせる。
世界観に圧倒されるばかりでなく、当時としてはあのマシンガン撮影には度肝を抜かれた。
アクションのキレといい、ストーリーといい、音楽、衣装、キャスト…どれをとってもクールで文句のつけようがなく、劇場では2度鑑賞した上
当時VHSでソフトを購入
その後にDVDで購入
そして今はBlu-rayで購入
何度観ても飽きのこないクセになる作品。
もう一度スクリーンで観たい映画の一本です。
かっこよく芸術的に美しく
総合:80点
ストーリー: 75
キャスト: 80
演出: 90
ビジュアル: 90
音楽: 70
舞台を現実世界からネット世界に置き換えるという斬新な設定。「攻殻機動隊」等の日本のアニメをはじめとする他の作品に影響されたというのは製作者のウォシャウスキー兄弟も認めているところであるが、その世界観は一緒でも設定や物語は独自のものを作り上げていて、単なる物真似に留まるものではない。
そして黒サングラスに黒服に黒コートという人の服装・姿勢・動きまでを一つ一つ美しく芸術的に撮影していくという手法がまた斬新である。それはまるで映画の中で繰り広げられるファッション・ショーの演武であり、戦いや殺し合いまでもが美しい。現実世界ではないこの世界ならではこその演出が視聴者を魅了する。
話題になっただけある
引き付けてくれる映画でした。
アクションシーンも良かったです。色白のキアヌリーブスも、最初は「ひ弱そう・・」なんて思ったんですが最後までみていくと物凄くかっこよく見えます。
あと、モーフィアス役の俳優さんがエグザイルに見える。。
この作品が4.5以上でないなんておかしい
娯楽のすべてが集約している作品。
当時では考えもしない発想。
まさか今でいうネットの世界に実は自分がいた!
なんて発想をだれが考えたか?
ウォシャウスキー兄弟のどっちかが考えました。
しかもスーパーマンになるという人間の欲望も
見事に描いてくれました!
でも自分もひょっとしたら銃をよけれると思った人は
くれぐれも真似をしないでください。
命は一つです!
アクション映画ならコレで決まり!
とてつもなくクールで迫力のあるアクションが見れる!
世界を救うのに特別な能力なんて必要ありません。
ただ一つ、誰にも負けない信じる心があれば。
って映画です。
多分。。。
奥が深い映画です。
一回目はアクション映画として楽しめます。
二回目以降はこの映画の奥深さを知ることになります。
噛めば噛むほど・・・ってやつです。
非常に曖昧な感じになりましたが、アクション映画好きならこの映画を強くお勧めします。
アジアン・カンフー・ジェネレーション!?
宇宙人・大災害ムービーとCG飛躍の90年代において、
最後の年に集大成的な作品が登場。
その後の2000年代の先駆けとなる作品。
ハリウッドの物量的銃撃戦+アジアンカンフー+日本のアニメ=スタイリッシュ(かつクール!!)
難解なストーリーとハリウッド俳優にカンフーをさせた
ほぼ無駄なシーンなく、何度見ても楽しめる歴史的マスターピースの一つ。
映画史を塗り替えた1本
香港のワイヤーアクションをハリウッドに持ち込み、映画史を塗り替えた革命的な1本。その後、バレットタイムや「マトリックス」のアクションをそのままトレースしたような作品が乱発したことでも、その影響力の強さが分かると思う。
なお、アクションだけに話題が集中しがちな作品だが、抑圧された大衆が体制に反旗を翻す展開や、古今東西の神話や哲学書の内容が盛り込まれたストーリーは強いメッセージが込められていて、その展開にもグイグイと引き込まれる。そういった意味で娯楽性と芸術性が合致したハリウッドでは希有な1本。惜しむらくは、続編製作時に、監督のウォシャウスキー兄弟が体制側に回ってしまって、作品の方向性がまったく変わってしまった点。何とももったいない話だと思う。
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