マトリックスのレビュー・感想・評価
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至福の4DX体験!
20世紀最後にエポックメイキングな映像をプレゼントしてくれたウォシャウスキー兄弟。それまで見たことのないようなカンフーを取り入れたアクションや、スローモーションで魅せる銃撃戦。さらにはマトリックスと呼ばれる仮想現実の世界と、本物の現実世界という大胆な発想で難解ながらも引き込まれた。緑の文字が流れる映像、弾よけブリッジなど、以降にパロディとしてもあちこちに引用されるほど強烈なインパクトがあったのです。しかも、コンピュータのデジタル世界という発想に溺れることなく、アナログな電話機を使った瞬間移動というユニークな小技も利かせていた。
後頭部のプラグを引き抜けばマトリックスな世界では本人が消え、現実でも死んでしまう。マトリックスで重傷を負えば、現実に戻ったときにも後遺症が出るといった、絶妙なリンク、シンクロニシティが際立っていた。そして予言者オラクルだとかザイオンだとか、救世主といったキーワードとともに謎が謎を呼ぶスリリングな展開。もちろんネオ側だけじゃなく、エージェントスミス、ブラウン、ジョーンズといったヴィランの強さも主人公を引き立てているのです。
今住んでる世界が作られたモノ?実は2199年頃なんだよ~とか、冗談としか思えないほど時代を超えた世界観もユニーク。カンフーをマスターするためにデータを注入して体験するのも好きだ。そんなテクニックがあるなら、俺の頭もよくしてほしい!と願ったところで、もう若くないので意味もないが・・・。
20年の時を経て4DXで蘇った今作。ブリッジするシーンで座席をものけぞらせてくれたら最高だったのですが、それでも満足。続編リローデッドやレボリューションズも4DX化するのでしょうか?
あとね、赤いカプセル、青いカプセルってところで、「ふしぎなメルモ」を思い出した人はコメントください。
2019-81(おうち-181)
ちょっと待った。
かっこよすぎだって。
公開時、なんか知らんけどサングラスのお兄さんが背中を反らすやつが流行ってるらしい、と掃除の時間にみんなで真似することに、一生を懸けてました。
中学、高校、、、と成長していく過程で何回か観て、少しずつわかるようになっていく自分に嬉しくなったことを覚えています。
何回、後頭部を確認したことか(笑)
そして大人になり、、、劇場に帰ってきた!!
ビビりだからMX4D苦手だけど、観ないなんて考えられないんだよ、これは。
んで気付いた。
この映画の中のいくつを真似してたんだろう。
それだけ子供の目にもかっこよすぎた。
真似してる自分はすこぶるださく、ただの黒歴史ですが。
友達とエージェントトーク(顔を相手に向けて一文ずつ言う)、カンフーの来い来いポーズ、真っ黒ファッション、Mr.Anderson、覚醒後ネオの手抜きカンフー、黒地に蛍光緑、電話取った瞬間ふにゃーんetc。
特にエージェント・スミスの取り巻きエージェント(今回初めて知りましたが、ブラウンとジョーンズと言うらしい)が屋上でネオと対決するときの弾よけの真似がオハコでした、聞いてませんね。
だってあれ、史上最高にかっこよすぎるもん(ちなみにこちらがエージェント・ジョーンズさんらしいです)。
どの瞬間も目が離せない。
真実、現実、裏切り、愛、忠誠、信仰、全てがここにある。
いつ観ても新しい。
今観ても革新を感じる。
ネオ、モーフィアス、トリニティ、エージェント、その誰もがかっこいい。
重力を忘れてしまう。
こんな映画は出てこないと思う。
私はネオのように覚醒できず、MX4Dの水や風が来るたび、🥴となってましたが。
この機会に、リアルタイムで観た方も観てない方も、劇場で観てください!
3作品の中で1番好き
古臭さを感じさせない
出演者が若い。
話の内容は何回鑑賞しても理解出来ない。(笑)
ただし、映像に関しては、今の時代に観ても古臭さを感じさせないのがある意味スゴい。
4DX。
また3Dを想定されて制作されていたらどうなっていたんだろう?
と素直に思ってしまった。
(効果は感じられたが、想定して制作されていれば、「もっと違ったのでは?」と感じたので。)
ちなみに、お値段1500円。
(劇場によって違うのかな?)
先着であると思うが、鑑賞した劇場ではクリアファイル貰えます。
客はそこそこ入っていたので、根強い人気があるようです。
超絶エモ映画 これが2000年よりも前に公開されてるなんて 未だ信...
当時としては画期的
改めて視聴した
20年前は夢中になった!!
20年前は夢中になりましたが、2019年に改めて観ると終始説明台詞ばかりで辛いです。主人公が少年ならともかく、自分で考えて行動したり、意見したりせず、見た目が良いだけのマグロです。思い出しレビューばかりで点数が非常に高くなっていますが、今観ると演出も古く、台詞がくどく、長くて退屈な映画でした。楽しい会話で高みへと導いてくれればまだ良いのですが、作者の世界観の一方的な主張ばかりで会話自体が成立しておらず、三流脚本です。斎藤一人みたいな喋り方で、「分かるかい?」と確認を取りながらだとまた違ったかも知れません。何故いきなり愛しているのかも、唐突過ぎて分かりません。液体の中で電池としてプラグに繋がれているシーン、武器庫のシーンは良かったです。2作目3作目よりもキャストが若いのが面白いです。
何回も見たい作品
とにかく斬新で面白かった
画期的な作品、サイバーパンクムービーの金字塔
サイバーパンクなる枠組が映像化されたのは、本作に先立つ17年前のトロン
以後、それに挑んだ作品は無いと思う
そして世紀末に突然現れたのが本作だ
それから19年経ってもいささかも古びない映像
何から何まで斬新だ
スーパースローモーションやワイヤーアクションだけの映画ではまるでない
スタイリッシュだ
映像がまずもって美しい
光源の色、ピントの合方、色温度
衣装、音楽
全てが新しい
AIの作る仮想現実に生きる人類
そんなことは公開当時はバスワードにすぎなかった
ただのSFだった
しかし現代では有り得る未来になっている
マトリックスに追いつこうとしているのだ
新しいビジョンの提示が映画の役割のひとつなら、本作はまさしくそれを行った映画だ
その意味では本作はブレードランナーに匹敵する意義を持つ
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