マトリックスのレビュー・感想・評価
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SF映画の金字塔?
公開当時、映画館で観た時には恥ずかしながら寝落ちしてしまったのだが、今作が後の作品に多大な影響を与えたことは間違いのないところだろう。
公開から20年も経つと、当時は斬新だった映像表現やアクションシーンについても多少ギクシャクした印象を持ってしまうのも否めないが、メタバース、マルチバースなどという言葉もお馴染みになった現在、この作品のコンセプトの先見性、原作ありきではなく、オリジナル作品だというところも評価したいところだ。
20年経ったからこそ、作品の先見性がより際立つ。
いささか古めかしく思えるところはありつつ、
しかし、主演のキアヌ・リーブス始めキャスト陣の立ち姿のカッコよさはまったく古びていない。
45点
映画評価:45点
逃走中のハンターは、
この作品をモチーフしていたのかもしれないですね。自首電話も状況そっくり。
そして20年も前からVRだか、
AIだかの世界観をテーマにしている事も凄いです。
他にも、
イナバウアーとか、移転とか、
日本人が好きそうな要素がてんこ盛り。
だからこそ知名度は高く、人気も出たのでしょう。
ただ実際の内容は、
あんまり面白くなかったです。
勇者になるべき人間を覚醒させ、
いざ任務へって所で仲間に裏切られてテンテコマイ。結果、彼らが何をしたかったのか分からず。
雰囲気を楽しむだけの作品になってしまった。
あくまで三部作の一番最初を見ただけの意見ですので、最後まで見終わると評価は化けるかもしれません。
ps.ずっとジャックバウアーでした。
【2022.8.29観賞】
アルバート・ウェスカー
午前十時の映画祭にて。
この作品を観るのは、たぶん3回目か4回目ぐらいです。
公開時、ビデオで観ましたが、面白いと感じず、何を皆そんな騒いでいるのか分からなかった。
だから、2も3もスルーして、冷ややかに思ってましたが、
いかんせん、一般教養レベルで語られますよね、このシリーズ。
僕は『マトリックス レザレクションズ』を劇場で観る為に、去年やっと、2も3もアニメも、駆け込みで観た感じです。
でも、やっぱり、いいとは思えなかった…
『~ レザレクションズ』は良かったですけどね。
映画館では初、作品としては久しぶりに観たけど、
やっぱり分かりずらい、長すぎてダレた、画面が黒くて眠くなった。
革新的で、様々なモノに影響を与えたのは分かるけど、個人的には、そこまで…
「WHITE RABBIT」が流れる『~ レザレクションズ』は、クールでカッコ良くて好きなんだけどな…
ゲーム『バイオハザード』のアルバート・ウェスカーも、この映画の影響ですよね(笑)
でも『バイオハザード』の実写映画はダメだ、マジ腐ってる(怒)
なかなか哲学的な話だが面白い
マトリックスの世界が最初はよくわからなかったが、終わって見て振り返るととても含蓄のある意味が理解できた。預言者のモチーフはある意味ありきたりで陳腐になりがちだけど、見るものをうまく誘導させていたと思う。
弾を避けるのではなく、弾が避ける
午前十時の映画祭にて鑑賞。
ストーリー、アクション、キャラクター全てがカッコよく、後の作品に影響を与えたことに納得。
SFのイメージがあったが組手や薬莢のインパクトの方が強かった。
仮想空間である現実世界に侵入する世界観が素晴らしい
午前十時の映画祭12で、予備知識なしで初めて観賞しました。
現実世界は仮想空間であると知らされた主人公のネオは、機械に支配されている仮想空間に侵入し、敵と戦う物語です。
2199年の世界からコンピューターを使って、現在の仮想空間に侵入する世界観は素晴らしいです。前半からワクワクしました。
「運命は自分で切り開け」というメッセージ感も伝わってきました。
アクションも革新的で良いのですが、ネオが銃で何発も打たれるのに死なないのは、少しハラハラ感が薄れました。結局何でもアリなのねと感じました。
とは言え、続編も気になる面白さがあるので、名作だと思います。
現状がどうなのかよくわからなかったが面白かった
午前十時の映画祭12にて。
ソフト会社に勤務するトーマス・アンダーソンはプログラマだが、ネオという名の凄腕ハッカーでもあった。ある日、トリニティと名乗る女性からコンタクトされ、モーフィアスと会い、彼から、人が現実だと思っている世界が実はコンピュータにより作り出された、マトリックスと呼ばれる仮想世界で、現実世界で人間はコンピュータに支配され、眠らされている、と教えられた。現実世界で目を覚ましたネオは、ネオこそが世界を救う救世主だと信じるモーフィアスやトリニティとともに、コンピュータが支配する世界から人類を救うために戦う、という話。
今現実なのか、わからなくなるようなストーリーでドキドキしながら観た。
銃撃戦、カンフーのような格闘シーンなどのアクションが素晴らしかった。
このシリーズ、午前十時で続くようだから、次回作も期待したい。
私が愛する男・・・それが救世主
去年12月17日。マトリックスの新作「マトリックス レザレクションズ」が、
ほぼ20年振りに公開された。
アクション映画の歴史を変えた本作の一本目を改めて鑑賞しました。
マトリックスとは?
エネルギー源として人間を栽培している機械
VS
その機械に支配された人間を解放しようとする者たちとの、戦いのストーリーです。
20世紀後半のニューヨーク。
この世界は仮想現実で、人類はコンピュータに支配されている。
それを解放するために戦う人々のグループ。
モーティアス(ローレンス・フィッシュバーン=リーダー)
トリニティ(キャリー・アン・モス=将軍)
そして救世主を探す彼らはプログラマーで天才ハッカーのトーマス(キアヌ・リーブス)を、
救世主ネオではないかと、目星をつけます。
モーディアスから選択を迫られ、人間として現実の世界に生きることを選ぶ。
ネオはさまざまな戦闘訓練を受けて、逞しく成長。
後半のアクションシーン。
マトリックスのエージェント(ブラックスーツにサングラスの3人の男)は、
ほぼ死なない設定です。
エージェントに捕らえられたモーティィアスを助けるためネオは、
訓練の成果を見せつけて、エージェントと戦う。
そのアクションシーンが、マトリックスの見せ場。
キアヌは踊るように舞うように空中浮遊アクション。
それを可能にするワイヤーや、ストップモーション技術を駆使するVFX技術。
今では当たり前になったVFXシーンが、斬新に映る。
後半は怒涛の展開で、凄い盛り上がり。
キアヌのスレンダーで機敏な動き。クールな美しさ。
マトリックスはまだ序章。
ラストシーン、マトリックスに宣戦布告して空に消えていくネオ!!
次作品が「マトリックス リローデッド」
そして続く「マトリックス レボリューションズ」
流れるテーマは「愛」
当時は難しくてよくわからなかったけど、理解が出来てくるとだんだんお...
当時は難しくてよくわからなかったけど、理解が出来てくるとだんだんおもしろさがわかってきた。
映像も当時としては斬新だったし今観ても全く色褪せない。そんな世界観がカッコいい映画。
キアヌ、カッコいいです。
ただのSF映画ではない
20年前に作られたとは思えない映像技術とAIに人間が支配されるというコンセプトが現在においてよりリアリティをもって感じられる素晴らしい作品。
マトリックスという社会が現在我々が直面している•するであろう問題を抱えたこの世の中と重なり、色々と考えさせられた。
哲学的な要素もありただのサイファイ映画というカテゴリーには収められない作品。
リリーウォシャウスキーの写真
何かすごくない?、ヒロインの歳の取り方が生々しいです。
この映画ってもしやサングラスあ
練習しました、3回練習しました、カメハメハァ!!(ノ ゚Д゚)〇=͟͟͞͞ =͟͟͞͞も練習しました
管理社会を学ぶために必見の映画
今年24本目。
15年位前の小学生だった頃は銃弾を避けるシーンが記憶に残っていてる。また、最近は管理社会の比喩としてよくこの映画が例に挙げられているので挑戦してみた。
いざ実際に観賞するとアクションシーン格好良過ぎてテーマについて考えることを忘れそうだった。銃弾が撃たれるカットはメディアに取り上げられて当然だと実感した。
プログラムに制御される社会については今も対して変わらない気がする。法律や憲法の文章はマトリックスの世界でのソースコードみたいなモノだし。
あと、この映画見たら何が正解なのか分からなくなった。生きていて辛くなる瞬間はあるけど心身を支配されるのはちょっと。尊厳は失いなくないし。でも人間がウイルスだろって言われたらそんな気もするし。じゃあいったい何をすればいいんだ。
ウォシャウスキー姉妹になった?!
2作目公開時に中古DVDを買って観た。
とにかく衝撃を受けた。が、なぜか2作目以降は観ていない。なので1から見返そうと再び鑑賞した。
なんと言ってもアングルの妙を含む、多彩かつ先進的な映像表現が圧倒的である。が、それに負けないストーリー。現実の自分は何なのか?というのはトータルリコールなどである題材だが、そこから先がぶっ飛んでいる。それでも公衆電話などの古式ゆかしい電話でマトリックスにアクセスしたり古臭いアジトだったり、上手く現実と擦り合わせてリアリティも出していた。
仮想現実の中なので自由に乗り移れるエージェントのあり様も納得が行く。(が、なぜ直ぐに捕まえられない?は考えない事にした)
と、本来ならもっと高得点でも良いのだが、なぜか中盤に眠くなるんだな。なので少し評価は落ちる。
数々の衝撃を私に与えた作品であるが、2022年に鑑賞して1番の衝撃は監督のウォシャウスキー兄弟が姉妹に変わった事だった。てか、レビューを書こうと思って映画.comを見て初めて知ったわ。。。
【世界観が全て。この世界観に共感しだしたらもうドはまりです】
・1999年公開のアメリカのSFアクション映画。
・いつも通りの世界、いつも通りの生活、実はこれは全て仮想世界だった…という事実を知らずに日常を送っていた主人公ネオ。現実の世界では、人類はコンピューターに支配され、人間は電力発電のために彼らによって栽培されているだけで、その栽培された人間の脳に見せているものこそが「仮想世界=MATRIX」という世界。ある日、MATRIXの世界の突如現れた現実世界でコンピューターと戦う人類の生き残りであるモーフィアス達によって、導かれて、現実世界の自分の体を目覚めさせ、コンピューターの支配から脱する。モーフィアス達によると、ネオは「救世主」だという。そんな彼らの主張に疑問を抱きつつもネオは、MATRIXの世界、現実世界でコンピューターと戦いながら、自らを目覚めさせていく… という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・MATRIXという世界観を理解したら確実にどっぷりハマります
・MATRIXという世界観を理解したら確実にどっぷりハマります(繰り返し)
・MATRIXという世界観を理解したら確実にどっぷりハマります(繰り返し繰り返し)
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[物語]
・「今生きている現実が、実は夢なのではないか。(映画トゥルーマンショーのように)誰かに全てみられているのではないか」そんなことを考えたことがある方も少なくないのではないでしょうか。私もその一人ですが、まさにそれが体現された世界観に圧巻です。簡潔にすると、私たちに見えている現実世界と思われるものは、全てコンピューターのソースコードの中のもの。仮想世界(MATRIX)。本当の現実では脳に電気信号だけ送られて寝ているだけ、という世界。加えて、ターミネーターのようなコンピューターに支配された世界の未来設定。この発想とリアリティを感じさせる作りが素敵すぎます。
[演出]
・エージェントスミスがどこにでも現れる仕組みが複雑なMATRIXの世界を理解する手助けをしてくれます。
∟栽培している人間に見せている仮想世界(MATRIX)に入り込んでくる生き残りの人間軍は、コンピューターにとっては「プログラムバグ」の一種。人間を一掃するために、コンピューターはMATRIX世界に入り込んでくる人間軍を捕まえ、実世界での人間軍の本拠地を見つけようとしている。その使命を担っているのがエージェント・スミスというグラサンスーツ。MATRIXの世界はいわばプログラムソースコードの中なので、コンピューターからしたら簡単にどこにでも移動可能な設定です。MATRIX内で生きている人間がそこにいれば、その人間を乗っ取ることでスミスの体形に変化できます。これが物語のピンチを作ったり、MATRIXの世界設定を理解する手助けをしてくれました。
・ネオ、モーフィアス、トリニティーが黒服×グラサンである意味が「なるほど!」
∟現実世界から、MATRIXの世界に入り込むと、彼ら3人は常に黒服です。単純にカッコいい、と思いつつ、なんでこんなにかっこよくする必要あるんだろう、と。考えた結果の推察ですが、シリーズをずっと見ていくと、今観ているシーンが「現実世界」なのか「MATRIX世界」なのか、混乱するときがあります。しかし、この服装をみれば一目瞭然。「あぁ、今は黒服だからMATRIXの世界ね」と。なるほど、こういう役割もあって、わかりやすく黒服×グラサンという演出にしたのかもしれない!という推察結果に。
[映像]
・1999年、つまり2022年今から20年も前なので、現在と比較するとワイヤーアクションの動きに若干の違和感はあります。しかし、VFX含めて、20年も前にここまでのクオリティの映像を仕上げるって物凄いことじゃないでしょうか。当時、MATRIXを起因としてワイヤーアクションブームやバレットタイム(360℃回転する幼なカメラワーク)ブームみたいになったのもうなずけます。
[音楽]
・クラブで流れるようで、機械的なようで、そしてテンポよくカッコいい。そんな粋なBGM。映像演出ともばっちりあっていて、後でサントラ聴くだけで世界に入り込めるようなBGMたちでした。
[演技・配役]
・映画[スピード]で見た事のあるキアヌリーブスさんを以後、明確に認識したのはまさにこの作品。スラリとしたスタイルに黒服サングラスのポスターが物凄く印象的でした。しかし、物語を観ると最初はただの貧弱ハッカー。そこからMATRIXの世界で目覚めて成長していくギャップがさらに印象を強めてくれました。カンフーやワイヤーアクションなど演技以外もすべて綺麗にこなすキアヌさんはさすがですね。
[全体]
・この映画を初めて見た時(1999年頃)は、初のワイヤーアクションや珍しいカメラワークにフォーカスし過ぎて、内容が全然入ってこず、結果として「単なる先進的なアクション映画」としてしか見れていませんでした。もちろんその時は、面白い、なんて微塵も思いませんでした。しかし、その後、TV再放送を観て世界観を理解すると一気に引き込まれました。確かに、1回目の鑑賞では理解しづらい部分も多々あります。なので、どちらかというとネタバレ覚悟である程度の前提情報を頭の中に入れてから観た方が楽しめるのかもしれません。私自身も友人などに進める際は、その辺の前提情報を伝えています。理解はできても、すぐには共感がしづらい世界観、故かもしれませんね。しかし、このシリーズを3つとも観終わるときには、ガンガンに共感しているはずです。少なくとも私はどっぷりと浸かりました。笑 久しぶりに鑑賞したマトリックス。引き続き、残りの2作品も鑑賞したいと思います。ちなみに、現在では約20年ぶりに新作として第4作が公開されていますので、こちらもいずれ鑑賞したいと思います。ありがとうございました。
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細部に至るまでかっこいい
レザレクションズ鑑賞前に久々に鑑賞。
何が現実で幻想なのか…。
独特のカットやカンフーのキレのあるアクションは20年前の作品だが今見ても斬新でとても格好良い!
グリーン、ブラック、またホワイトで構成された色合いの世界観やブラックのコスチュームにサングラスなど細部に至るまで格好良さを感じさせる映画だと思う。
アクション要素が多くあるが設定やキャラクター、ストーリーもしっかりしていて観ればみるほど面白い。
生体エネルギーをエネルギーに人工知能が活動する世界なんて考えてみただけでも恐ろしいがもしかしたら…とそんな未来の可能性も考えられてゾクっとする部分もある。
スマホやPC、またAIがより身近な存在になってきた今、公衆電話やどでかいPCや携帯電話は改めて見ると時代を感じるが、そんな時代にこんな映画を作っていたかと思うと凄みも感じる。
ラストの覚醒シーンは何回観ても痺れるほど良い。
完璧な第一作
高次元で融合したアクションとSF
今まで20回以上は見ているが、新作公開を機にもう一回視聴
やはり第一作は最高傑作
完璧な導入からの衝撃的な世界観
マトリックス由来技術
そこからのカンフーアクション
応用
なんと言っても動と静、メリハリのある格闘アクション
ワイヤーアクション、カメラワークが最高
そしてシリーズ通して視聴することでわかるが
第一作は「わかりやすさ」がずば抜けている。
映像表現がやりすぎない、適切な範疇に収まっているのも第一作
スーパーヒーローものとして見たときに
トーマス・A・アンダーソンの救世主への覚醒プロセスが格好いい
・抑圧された日常から非日常へ
・戦闘技術のインストール
・「スプーンなんかない」
・あの有名な弾丸回避
・生還
『攻殻機動隊/GHOST IN THE SHELL』に影響されているとは聞いていたが
後年『攻殻機動隊SAC』に逆輸入されることになるヘリシーンも熱い
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