「通りすがりの海の男」摩天楼ブルース みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
通りすがりの海の男
実にシンプルなストーリーであり、日本の任侠ものや無国籍映画のエッセンスもぎゅぎゅっと詰まった勧善懲悪もの。
ジャン=マイケル・ヴィンセントが「強きをくじき弱きを助ける」等身大のおらが街のヒーローを、実に爽やかに好演している。
ギャング団とのラストバトルで炸裂する熱き男魂に感動必至!
ヴィンセントにはどこかイモっぽい田舎のお兄ちゃんのような雰囲気があったけど、この時代のB級アクション映画の貴公子だったように思う。
もっと女性人気が出てもおかしくないほど甘いマスクをしていたのに、恋愛映画にはとんと縁がなかったね。
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