「前作よりかなりのスケールダウン」マッドマックス サンダードーム としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
前作よりかなりのスケールダウン
マッドマックスシリーズに欠かせないファクター。
それは題名にもある通りの狂った様な
危険なカーアクション、次に世紀末的な背景と
強烈なキャラクターだろう。
そういう意味で第1作から、大きく進化した
第2作は大ヒットとなった。
メル・ギブソンも有名人の仲間入りをした。
そして期待された第3作。
正直に言えば、期待外れもいいところ。
まず、カーアクションが後半まで出てこないし、
色々なギミックも少ない。
また、敵役がインパクト無いなあ。
前作のヒューマン・ガスとかさあ。
ゲッコー(月光)では二番煎じだし、
ティナ・ターナーだけじゃ、ねぇ。
まあ、あの顔はあれはあれで
インパクトあるが(笑)
とにかく、ティナ・ターナーの出演作に
持っていかれたのか、全体が前作に比べて
チープになっている。
脚本がいけてないのかも。
バータータウンの権力争いから、
子供を導く救世主へとかわる過程が
意味が解らない。
いずれにせよ、リブートされる
マッドマックスシリーズ。
絶対に第1作のバイオレンス、
第2作の世界観、カーチェイスを
上手く復活させて欲しいものである。
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