「結局、見どころは飛行機を操縦する少年くらい」マッドマックス サンダードーム Don-chan(Daisuke.Y)さんの映画レビュー(感想・評価)
結局、見どころは飛行機を操縦する少年くらい
1作目の『マッドマックス』で、主人公マックスが愛する妻に言ったセリフ「父を誇りに思っている。今でも父と一緒に歩いた時のことを忘れない」を今作で回収。
メル・ギブソン扮するマックスは今作がラスト。
全体的に個性的なファッション...『北斗の拳』や『ジョジョの奇妙な冒険』で見慣れてしまったので、すでに見飽きている。
終盤の列車でのアクションシーン...当時は珍しかったかもしれないが、今となっては既視感たっぷりで新鮮さがない。
少年が飛行機を操縦するシーン...この映像は貴重。飛行機は馬のように、体重が軽くて背が低い方が適性がある。子供や女性のほうが操縦が上手いことは『トップガン マーベリック』でも言及してた(言及していなかったかもしれない、すいません記憶が曖昧)。あまり有名な話ではないようだが太平洋戦争末期の新型戦闘機のコックピットは狭い子供サイズで、パイロットも14歳くらいの少年たちだった(だから『ガンダム』のパイロットのアムロ・レイは14歳なのだ)。また、乗り物の操縦は運動神経なので、フィギュアスケート選手のように、訓練さえすればティーンズが飛行機を上手に操縦できるのは当然のことなのだ。脱線し過ぎた。
尚、続編は『マッドマックス 怒りのデスロード』だが、もともとメル・ギブソンとヒース・レジャーが主役交代の物語にする予定だったらしい。
コメントする