「近未来型荒野の用心棒」マッドマックス2 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
近未来型荒野の用心棒
シリーズの根幹を表現した傑作です。
マンガチックなヘンテコ改造車をぶつけ合うだけの話なのに、妙に映像に厚みがあって、単純なのに奥深い、見慣れたアメリカの大平原とは違った趣の豪州の原野の荒涼感に近未来感を大いに感じます。
ギブソン先輩の硬派な演技の合間に、プロペラ兄さんとブーメラン坊やが節妙なアクセントを加えているところが秀逸です。
ラストシーンも妙に壮大な叙事詩感があって、ゾクゾクするような余韻も残ります。
トマト支持率は第一作の90%超えて94%なのも納得。
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