マッドマックスのレビュー・感想・評価

見たときは中学生
当時は２と同時上映という今では考えされない時代

この後に続編に続いていく記念すべき一作目
当時もの凄く怖かったという印象がありました。
オーストラリアロケという言葉がやけに新鮮に感じっれたのを
覚えています。

今見返してみると復讐に生きた男の生きざまを描いた作品
ここから２の世界へに進んで行くのかとは
良い意味で続編が出来て良かった作品

ゲームでも映画でもいわゆる荒廃ものが好きです。『ザ・ウォーカー』とかゲームの『Fallout3』とか。そのジャンルの有名作ということで見てみたのですが…思いの外そういう描写がなくて物足りなかったかな…。低予算ということで仕方無いのかもしれませんが。もっと画面に映る人間やアイテムから世界観を想像する努力をしようとちょっと反省。でもそうさせられる程引き込まれなかったのもまた事実。

総合：65点
ストーリー： 65
キャスト： 70
演出： 70
ビジュアル： 70
音楽： 65

　近代的産業文明が終わりを迎えて秩序が失われつつある社会ならば、こういうことは起こりうるというのはあながち的外れではないだろう。だから戦争か疫病かそんなことがあればこの荒廃ぶりが現実になるという意味で怖さがあると同時に、その社会がどういうものなのかというのが興味をそそる。車を勝手に改造したりするような警察組織内部の管理の緩さもこういう社会ならではだろう。いかにも低予算なB級映画の雰囲気を漂わせながら、好き勝手をするいかれた暴走族の行動とそれに対峙する警察の描き方に粗削りながら迫力がある。それは傑作の続編ほどのものではないが、本作があるから後に繋がるのだという意味で元祖的な面白さがあった。

　最後のほうに出てくるお面をかぶったトラックはひどい。なんであんなものをわざわざ作ったのだろうか。普通のトラックでいいんではないか。

メル・ギブソン演じるマックスは復讐に駆られたダークヒーロー。
オーストラリア製とはしらなかった。驚き！
一作目としては低予算でバイオレンスさも荒削り。
今なら確実にR15位、楽勝で規制かかります。多分。
今更ながらストーリーも非常に荒っぽいです。

ただしスタントの凄さや音楽、カメラワークは
最初が一番凄いのではないでしょうか。
さしずめ伝説はここから始まったと言うところか。
あ、確か２作めでスタントマンが亡くなったの
ではなかったかな。そんな記憶が・・・。
この作品はインディーのような映画です。

２作目以降はガラッとバックボーンが変わってしまい
違う作品になった気がします。

どちらもだいすきですが新作はオリジナルテイストに
立ち返って作って欲しいなぁ。

ちなみに２作目の悪者ヒューマン・ガスが有名ですが
1作目のトゥーカッターもナイスなネーミングです。

北斗の拳の元ネタです。

モヒカン＆キチガイの世界ですが、思ったよりも普通でした。
もっと壊れて退廃的な映像を期待していました。。
一部の問題児だけがイッちゃってるだけで、他は日常そのものです。

ストーリーは非常にシンプルな復讐による正義でした。
ひねりは全くありません。
マックス、グース、所長、ババ、トゥカッター、、個性的なキャラ立ちをしていましたが、最後は人物像がハッキリしないまま終わってしまいました。
勿体無い。

北斗の拳好きな人はどうぞ。