劇場公開日 1979年12月15日

「確かに狂ってたけど」マッドマックス 竜虎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0確かに狂ってたけど

2015年6月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

マッドマックス怒りのデスロードを見るために、1から一気見で視聴。
とりあえずオープニングのぶっ壊し具合からこの映画頭おかしいわと思いましたが案の定頭おかしかったです。

アクションとか車でのクラッシュはCGがない分、リアル過ぎて怖いしキャラに対する非情な仕打ちも厳しすぎる。

さらにキャラクターもどこか狂っていてる奴らばかりで、隊長が裸にネクタイで水やりしてたり、同僚のデブはスピード狂な感はあるし、せっかくの正義感溢れる相棒は早々とエグい退場をしてしまうしと、警察側も中々だし、暴走族はチンピラ的なんだけど首領が見せる電波だし、それにつられて周りはやりたい放題と、色々とんがってた。

こんな感じなのに割と、和やかな雰囲気の街並みが多くて、余計に不穏な空気を漂わせてるのは狙ってたのかな?
あとやたら動物のカットを挟んで来るのも気にかかったけどあれも空気感を表してたのかな、確かにフクロウやカラスとか癖のある動物を使ってたし、きっとそうでしょう。

まあ概ね頭おかしくて面白かったけど、如何せん話の筋や編集が大雑把で何箇所か「これは何のためのシーンだ?」と一回考えてしまう所があったのが残念。

でもインターセプターとかグースのバイクとかかっこ良かったのは確かですね。

竜虎