「恐怖のおいかけっこ」マッドマックス どすこいたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
恐怖のおいかけっこ
5月末に公開予定のフュリオサの予告が非常に面白そうだったので、全く観ていなかったマッドマックスを初代からおさらい。結果として、思ってたのと違った(笑)というのが正直なところ。どうやら2作目以降の世界観がフュリオサのお話に近いようですね…。とはいえ、ストーリーやアクションの根本的な部分、マッドマックスたるアイデンティティはこの1作目から完成されていたのでしょうか。2作目以降のおさらいが非常に楽しみです。
さて、この映画、最初から最後までひたすらヒャッハー!とポリスメンの追いかけっこです。本当にひたすら…というかポリスメンもヒャッハーしてるな…。このヒャッハー!共のご機嫌な振る舞いに胸糞悪くなりつつも、メル・ギブソン扮するマックスを応援する、そんな映画。非常にシンプル。単純明快。だからこそ熱くなれるし、マックスに感情移入し涙を流しながら「いけ!マックス!ブチのめせ!」と手に汗握る。
後半のマックスの表情の変りようは素晴らしかったですね。怒りと悲しみが入り混じったなんとも言えない目。前半と後半で違う役者か?と思うほどに。こ、これがメル・ギブソンか…!(映画知らんやつですみません…)
私としては家族をあんなんされて、その程度でいいのか!?もっとやっていいぞ!という気持ちにはなりましたが、それでもラストシーンは鳥肌モノ!あれ、後の「SAW」の元ネタでしょうか?あと、ラスト近く、マックスの車がボスを追っかけるシーン。「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスが女の子追っかけてるシーンと被るくらい迫力ありました。怖い。
カーチェイスの魅力とかはよくわからない私ですが、復讐劇としてなかなか見応えがありました。
かせさん、コメントありがとうございます!
そう、だから噂に聞いてたヒャッハー!な世界観と違ったから、あれ?って最初思いました😅でもこれはこれで素晴らしい作品でした!