「自分の想像力で笑う」街の灯(1931) りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の想像力で笑う
初のチャップリン&サイレント映画。
慣れないので初めはどう観たらいいのか…戸惑いまくり。とりあえず観ていたら違和感を忘れてました。花売りの女性が登場してからは、流れが掴めるしおもしろくなるので、とりあえずそこまで観て欲しい!
笑わされるというより自分の想像力を掻き立てて笑うところが、今までにはない最大の魅力!
笑いだけでなく、チャップリンの人情味溢れるところにもじんわり感動。
コメディ部分は確かに古典的ですが、大変完成度がとにかく高い!圧倒!今でも愛され喜劇王と言われるのは納得だ〜!
誰が観ても嫌な気分になるような内容ではなく、世界中の老若男女が笑顔になれる映画。タイトルの街の灯のように、心に灯を灯してくれるようなストーリーでした。
とはいえ、サイレント映画なので今の時代ではインパクトに欠けるのは否めません。なので、観る人を選ぶと思いますが、逆に新鮮味を感じて楽しんで観てもらえたら嬉しいです。
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