「ミスキャスト」マクベイン よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ミスキャスト
ベトナムでの戦友の遺志を受け継ぎ、コロンビアの独裁者を打倒を目指す帰還兵達の闘いを描く物語。
クリストファー・ウォーケン主演のミリタリーアクションです。正直言えば、この俳優はアクション映画の主演は不向きのように感じられます。アクション自体出来るようにみえませんし、所謂「見栄え」がするタイプでもありませんし・・・何故、彼が配役されたのか不思議に思います。
映画は、独裁者打倒がテーマ。ベトナム戦争の描写から、戦友のクーデター失敗等を順序だてて描写していきます。良く言えば分かり易く、悪く言えばメリハリがありません。
結果、メインテーマの独裁政権との闘いには時間が残されておらず、拍子抜け。戦闘シーンのアイデアにも乏しく、また、この時期のハリウッドではお金をかけた仕掛けも期待出来ません。
それらをカバーする主演が、前述の通りミスキャストに感じられるのですから、私的評価が低くなるのも仕方がないように感じます。
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