「あまりにも美しい足」マイ・レフトフット たけたけさんの映画レビュー(感想・評価)
あまりにも美しい足
まひが強い設定で、演技もかなり真に迫っているが(個人的に何人か友達がいるので)、まるでまひによる筋萎縮や弛緩がかっこいいような気がするくらい、足が美しい。
どちらかと言えば、魂の美しさやキレキレのブラックユーモアに魅了されることが多いが、そこで勝負しない感じがストーリーとしても好きだ。
きちんと人間の欲や、その叶わなさ、それによる悩みや自暴自棄になる感じは万人と同じように描かれている。
ただし、アウトサイダーアートを持ち上げすぎるのは好きではないが。映画に出てくる絵はとても好きだ。
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