劇場公開日 1997年2月8日

「ダイアンキートン出演作」マイ・ルーム 映画鑑賞初級さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ダイアンキートン出演作

2023年6月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

ダイアンキートンが好きで鑑賞。
若かりし頃のディカプリオも。
このあとタイタニックかな?かわいい
メリル・ストリープはクセのあるイヤな役ばかりしか出会えてなくて…良い人役って何があります?あればみてみたいなぁ…

年老いた身内の介護を担う姉のリー、そこから逃げ出した妹ベッシー、生まれてから18年その存在をほとんど知らずにいたベッシーの息子ハンクとチャーリー

20年ぶりに姉のリーからベッシーの元にきたのはリーが白血病になった知らせだった

大切な人を失うことの怖さを知っている姉のリーは大切な人を守りたい
大切な人を失うことの怖さから目を背け、自己中心的に振る舞い、息子たちに愛情をうまく注げず、息子ハンクは反抗し自宅に放火
この親子は愛に飢えすぎてる
そんな反抗期の息子の心を徐々に解かすリーとの姿を見て、目を背け逃げ出したい気持ちを抑えられなかったベッシーも、姉の気持ちを初めて知ることで優しい気持ちが生まれてくるように。
最終的に姉のリーはどうなったのか、父親と伯母は、ベッシー親子がどうなったのかまでは描かれていない
キレイにまとまっているストーリーではある
実際に介護中に自分に不治の病が降りかかったとき、できるなら家族に助けてもらいたいと思うのは自然だけれど、長く音信不通だったらどうなるだろう?リーがベッシーに連絡したようにやはり自分もするのだろうか?
初めて会う甥っ子たちにあのように愛情を持って接することが出来るのだろうか?
そもそもあれだけの献身的な介護をするのは無理だなぁ…などと考えさせられた

映画鑑賞初級