劇場公開日 1998年10月10日

「視線の斜め右上にあるもの?!」マーキュリー・ライジング みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5視線の斜め右上にあるもの?!

2016年2月22日
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鑑賞方法:映画館

怖い

単純

突然、父性愛に目覚めたブルース・ウィリスはやはり無敵だったが、国家機密の暗号システムの漏洩を隠蔽する為に、人を人とも思わぬ荒っぽい手段を講じるアレック・ボールドウィンの存在がやたらバカっぽく見える欠点を、隠蔽することの出来なかったポンコツ具合が最高のアクション映画。
脚本はみすぼらしかったけど、音楽に大御所のジョン・バリーを起用するあたりは贅沢だなと感じた。
自閉症の少年をリアルに演じたミコ・ヒューズが、出演者の中で唯一まともな演技を見せていたのではないだろうか。
同じく『シックス・センス』でウィリスと共演したハーレイ・ジョエル・オスメントのように、日本では天才子役としてイマイチ認知されなかったけどね。

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みつまる。