「証拠を小出しでは・・」ホワイトハウスの陰謀 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
証拠を小出しでは・・
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マーガレット・トルーマン原作のホワイトハウスのスキャンダルを匂わせた殺人事件のミステリーもの、ネタバレなので詳しくは書けませんが伏線回収型というより証拠を小出しにする後出しじゃんけんのような手法なので謎解きの妙味は薄いかもしれません、クリントン大統領のモニカ事件のようにホワイトハウスのスキャンダルが話題になっていた時期なのでタイムリーではあったのでしょう、同年はこのほかにもチャーリー・シーンの「ザ・ターゲット」やクリント・イーストウッドの「目撃」などホワイトハウスの陰謀ものが公開されています。
どう見てもニーナ(ダイアン・レイン)の方が頭は切れそうなのにリージス(ウェズリー・スナイプス)が出来すぎ、精巧なジオラマで知的な面を強調したかったのだろうが背伸びをさせ過ぎた感がある、ブルース・ウィルス級だったらとつい欲張ってしまいました。仕事上ニーナの役目なのだろうが可哀想、男どもは役立たず過ぎて後味が今一でした。
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