「ダンスシーンも良いですが、二人の友情にも刮目」ホワイトナイツ 白夜 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ダンスシーンも良いですが、二人の友情にも刮目
東西冷戦時。ソ連から脱出を図るバレエダンサーが、ソ連在中の黒人タップダンサーと交流する物語。
ソ連から脱出を図るサスペンス、友情、そして音楽とダンス。異なる要素を上手にまとめ上げた秀作です。
中盤までのダンスシーンの迫力、黒人ダンサーの哀しみ。そして後半のスリリングな展開。
共産党全盛時のソ連の異様さ、70年代のアメリカの人種差別等の時代背景も活写していて、物語に厚みを加えます。
派手なアクションがあるわけでもありませんし、大向こう受けする作品ではないと思いますが、一見の価値がある作品だと思います。
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