ボーイハント(1984)

劇場公開日:

解説

フロリダの海岸で、夏休みを過ごそうと東部からやって来た4人の女子大生それぞれのラヴ・ストーリーを描く。61年作「ボーイハント(1961)」の現代版で、ハード・ロックが全編に流れ、60年作の主題歌も今風にアレンジして演奏されている。製作はアラン・カー。エグゼクティヴ・プロデューサーはテリー・ドネリーとジェフ・アップル。監督は「空かける強盗団」(69)のハイ・アヴァーバック。脚本はステュー・クリーガーとジェフ・バークハートが執筆。撮影はジェームズ・A・コントナー、音楽はシルヴェスター・リヴェイが担当。出演はリサ・ハートマン、リン=ホリー・ジョンソン、ローナ・ラフト、ウェンディ・シャールなど。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は菊地浩司。イーストマンカラー、ビスタサイズ。1984年作品。

1984年製作/アメリカ
原題:Where the Boys Are
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1984年8月18日

ストーリー

東部のペンモア・カレッジに学ぶ4人の女子大生--ジェニー(リサ・ハートマン)、ローリー(リン=ホール・ジョンソン)、キャロル(ローナ・ラフト)、サンドラ(ウェンディ・シャール)は、フロリダ州フォート・ローダーデールの海岸で夏休みを過ごそうと自動車を走らせる。途中でヒッチハイク中の青年スコットを乗せて、フォート・ローダーデールに到着。4人は安モテルに落ちつき、早速海辺へ出た。全米から若い男女がつめかけていた。その夜、サンドラはいとこのピアニスト、カムデンに会うため、3人をつれてディスコに行く。カムデンはピアノのことしか頭にないという性格で、母親バーバラはやきもきしていた。サンドラから彼のことを聞かされ、あこがれていたジェニーは、カムデンに接近。このディスコで働いていたスコットは、この光景を見ていらだつ。彼はジェニーに恋心を抱いていたからだ。サンドラは酔っ払い運転で、同乗していたローリーと一緒にブタ箱入り。保釈金を工面するため、キャロルはダンス・コンテストに出場し2二等になる。そのコンテスト会場にキャロルの恋人チップがいて喧嘩になった。コンテストの賞金ではローリーを出すのが精一杯。しかし、サンドラは警官のアーニーのおかげでブタ箱を出ることができた。翌日、カムデンの邸でパーティーが開かれ、サンドラはアーニーと一緒にやって来た。パーティが佳境に入った頃、スコットが大勢の若者をひきつれて乱入。ジェニー恋しさの余りの行動だったが、かえってジェニーとカムデンは仲良くなっていた。その夜、サンドラはアーニーの家を尋ね、彼が妻子持ちで家族を捨てることはできないと告げられた。カムデンのピアノ・コンサートが開かれた。カムデンはジェニーへの愛をうたった「ジェニー」という曲を演奏する、と、突然、ステージのはしでスコットがキーボードで「ジェニー」をロック調で歌う。スコットがジェニーの心をとらえた。カムデンにローリーが近付いて行く。キャロルもチップとよりをもどした。翌日、4人はそれぞれの思い出を胸にペンモア・カレッジに引き帰していく。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る