ヘルバウンド 地獄のヒーロー5

劇場公開日:

解説

チャック・ノリス演ずる、シカゴ警察のタフガイ捜査官フランク・シャターが現代に甦った悪魔の化身と戦うアクション映画。同じくチャック・ノリス主演の「地獄のヒーロー」シリーズ前4作とは直接関係ない。監督はチャックの実弟で、空手のインストラクターからスタントマンを経て、兄とのコンビで「デルタフォース2」などを手がけたアーロン・ノリス。イアン・ラヴィン、アンソニー・リディオ、ブレント・フリーマンの原案をフリーマンが脚色。製作はアンソニー・リディオとディーン・フェルナンディーニ、エクゼクティヴ・プロデューサーは「デルタフォース」のヨーラム・グローバスと、クリストファー・ピアース。撮影はジョアオ・フェルナンデス、音楽はジョージ・S・クリントンが担当。主演は『サイドキックス』(V)のチャック・ノリス、共演は「アサシン」のカルヴィン・レヴェルズほか。

1993年製作/アメリカ
原題:Chuck Norris in Hellbound
配給:日本ヘラルド
劇場公開日:1994年3月26日

ストーリー

シカゴ警察の秘密捜査官フランク・シャター(チャック・ノリス)は相棒のカルヴィン・ジャクソン(カルヴィン・レヴェルズ)とパトロール中に、殺人事件と遭遇する。彼は正体不明の敵の体を拳銃で撃ち抜くが、相手は平然と立ち去る。被害者はイスラエルから来たラビで、現場には奇妙な剣の一部が残されていた。シャターは手がかりを求めて考古学者のロックリー博士(クリストファー・ニーム)を訪ねるが、博士は不在だった。博士の美しい助手レスリー(シェリー・J・ウィルソン)の話では、その剣は紀元前以前に悪魔を崇拝し、ハルマゲドンを招こうとした怪人プロサタノスを封印した力を持つ宝剣だという。シャターとカルヴィンは死体を届けにイスラエルに向かうが、そこには博士も遺跡調査で訪れていた。現地の警察は何か今回の事件と関係のある捜査を進めているらしいが、シャターたちには明かさなかった。彼らは署内に忍び込んで資料にあたり、博士が全世界に散らばる宝剣の持ち主を次々と殺していたことを突き止める。レスリーが博士に連れられて姿を消したことを知ったシャターたちは遺跡に向かい、正体を現した博士=プロサタノスと対峙する。プロサタノスは、この世に悪魔を甦らせようとしていた。シャターは悪魔の使徒を相手に戦って宝剣で止めを刺し、世界の破滅の危機は回避された。

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