劇場公開日 1956年10月5日

ヘッドライトのレビュー・感想・評価

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4.0ヘッドライト:ラムをくれ 一杯飲んで眠りたい【洋画名言名セリフ】

2018年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

興奮

幸せ

【ヘッドライト:おすすめポイント】 1.ジャン・ビヤール役ジャン・ギャバンの男っぽさが最高!!! 2.クロチルド・ブラシェ役フランソワーズ・アルヌールも素敵!! 3.1950年代のパリを白黒映像で堪能できるのもいいなぁ! 【ヘッドライト:名言名セリフ】 1.ジャン・ビヤール役ジャン・ギャバンの名言名セリフ  →「ラムをくれ 一杯飲んで眠りたい」  →「君は大きすぎて靴下に入らない」  →「有り難いが隠居には早い」  →「俺は出て行くべきだな」 2.クロチルド・ブラシェ役フランソワーズ・アルヌールの名言名セリフ  →「イブの夜のこと 私にはいい思い出よ」  →「楽しく散歩中に見えない?」  →「何でも真に受けちゃダメ」  →「止まらないんだ いいわ飛び降りて自殺する」  →「10分間の休暇ぐらい許されるわ」  →「愛じゃなくて”習慣”だわ」  →「今日も”習慣”を交わす」  →「悲しいくらいいい人ね」 【ヘッドライト:個人評価=★★★★】 ★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画 ★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画 ★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画 ★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画 ★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画

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【喜伝会】会長

4.0今も昔も

2018年5月17日
iPhoneアプリから投稿

その瞬間はホンモノだった 現実とは違う本物 本音でぶつかり合いささやかな幸せを抱きしめて現実を生きることが本当の幸せなのでしょうがほんのすこし隙間ができると その隙間を埋めてくれる何かがタイミングよく来てしまうと 運命とか定めとか言ってそちらの世界へ行ってしまう どっちに転んだって最後にみんなが笑えることは無いと分かっていても 60年以上も前の作品とは思えないほどの美しさ 奇しくもジャン・ギャバンの誕生日は今日のこの日、5月17日 やっとこの頃海外の古い映画を楽しめるようになりました。

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カルヴェロ

4.5人生の無常

2018年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

単純

人生の労苦と悲哀にうちひしがれ、苦労の辛酸を嘗め尽くし、それを額に刻んで生きてきた役柄を演じさせたらジャン・ギャバンの右に出る者はいないのではないか。ふとした演技の瞬間にそれが何気なく、ごく自然に表れる。勿論、彼の演技はそれにとどまらず、他のどのような役を演じてもそれを見事にこなしてしまう。そこがジャン・ギャバンのすごいところだと思う。この作品では初老のトラック運転手として仕事をしてゆくうちに、また冷たく暗い家庭に生きていくことによって、鬱積した不満や苦悩から、今流に言へばブラックドライブインで、けなげに働くクロチルド ( フランソワーズ・アルヌール ) と恋仲になるのは必然な成り行きあったかもしれない。それでは何故クロはジャン ( ジャン・ギャバン ) に魅かれたか、思うにジャンの所作に人生の年輪を見て取ったからではないか。細かいストーリーは省く。クロがジャンに自分の妊娠を結果的に伝えられなかったことは、彼女の内向きなやさしい性格のためではなかったか。これらの事実はやがて悲劇的 結末へと収斂されてゆく。まだ充分な説明になっていないが、最後にジャンの相棒ピエロ ( ピエール・モンディ ) やジャンに再就職を斡旋した友人達がこの作品の脇を固めている。

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細谷久行

3.5クロ(フランソワーズ・アルヌール)の悲劇。 ジジイと不倫したのがそ...

2018年3月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

クロ(フランソワーズ・アルヌール)の悲劇。 ジジイと不倫したのがそもそもの間違いであった。ジャン・ギャバンはそれほどに魅力的ということか。 トラックの運転手って洋の東西、時代を問わず過酷過ぎる労働ですね。フランスの昔のトラック、いけてるぞ! あと、昔のフランスのラブホ事情も知ることができます(笑)

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はむひろみ

3.0しょもな…

2018年1月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

男の切なさ…現代日本にもたくさんいそう 古いのに古さを感じさせないあたりがフランス映画のすごいとこ… しかし 元の鞘に戻る不倫て… それで映画にしちゃうあたり(^^;

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mamagamasako

0.5独白で語れる恋ではないはず。

2017年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

 フランソワーズ・アルヌールを最初に観たときは、ジュリエット・ビノシュかと思った。両者の若い頃は似ている。  映画で描かれている物語を、自らの倫理観に照らして批判する物言いが目障りな今日この頃。作品の時代性、製作された国や地域の文化的・宗教的な背景に頓着せずに、登場人物の不道徳な行為を批判したり、差別用語の使用を非難することは、映画のテクストとしての受容の仕方として貧困の極みである。  しかし、堕胎後の容態が悪化して命を落とすアルヌールに対して、ジャン・ギャバンのその後の描かれ方は、あまりにも何事もなかったかのような生活ぶりである。以前から冷え切った夫婦関係にもそれ以上の変化があったようには描かれていない。相変わらず出会いのドライブインに立ち寄り、仮眠をとり、終わった恋を回想している。  他人にしみじみと語ることができるような恋の終わりではなかったはずである。ギャバンのモノローグが入ることによって、彼に罪の意識があるようには見えないのだ。彼のその後を、もっとどん底に落とさなければ、この悲恋を観てきた者たちはカタストロフを得られない。

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佐分 利信