プロジェクト・イーグルのレビュー・感想・評価
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ジャッキーからのメッセージ、笑ってね!
ジャッキー版インディ・ジョーンズとも評される、通称アジアの鷹シリーズの第2弾
前作『サンダーアーム』より更にコメディ要素が増えていて、主人公ジャッキー(役名そのまま)の小悪党感も無くなっている
大戦中にナチスが砂漠に隠した金塊を探し出してほしいと依頼を受けたジャッキーは、砂漠のスペシャリストのエイダ・金塊を隠した男の孫エルサと共にミッションに挑む
・・・のだが、宝を狙う別の組織は襲ってくるし女性二人を守りながら戦わなくてはいけないしで大忙しのジャッキー
しかも味方二人がずいぶん天然系ポンコツなもんで、もうそれはそれは大変な旅になるのです
というお話
随所で「笑ってね!」とビンビンに伝わってくるギャグやコメディ展開が挟み込まれ、クライマックスも緊迫感のある格闘ではなく大仕掛けを使ったユーモラスな戦いになっている
なんならジャッキーはじめ役者みんなの顔芸のたまものである
1対多数の格闘シーンはさすがの面白さで、愉快で格好いいジャッキーの魅力が存分に楽しめる一本
ジャッキー・チェンの十八番
主人公(ジャッキー・チェン)は、アフリカの砂漠に眠るナチスの金塊を探す依頼を受ける。
同行するのはドイツ、中国、日本の三人の美女、しかし盗賊やテロリスト、更に元ナチスまで現れ、てんやわんやとなる。
今回のスタントも危なっかしいが、モテモテなので、まぁいいか。
私はチャイニーズレディが好き
ジャッキー得意のダブルヒロインが決まっている。 ジャッキーチェンが得意なんじゃなくて脚本が得意かもしれないが。この脚本家に対する一般的評価はあまり高くないようだが私は高く評価している。脚本が短くなってしまった場合どうしたら良いのか?バイオレンスとエロティックとギャグを入れるというのは常識である。 それがわかっていてもうまくできないものだ。この脚本家はそれがとてもうまい。それによって全体的には曖昧な脚本でもちゃんと映画にすることができるのだ。映画脚本を書くのはとても難しくいつも 傑作とはいかない。これくらいで良しとしていいんじゃないんでしょうか?
私は東洋人なのでこのチャイニーズレディーが一番セクシーだと思った。欧米人が見たら誰が一番セクシーだと思うのか知りたいな。ちなみに砂漠で再会する美女は日本人である。
飛鷹計劃〜思い出のジャッキー映画〜
この作品はジャッキーが冒険家 "アジアの鷹" を演じた「サンダーアーム 龍兄虎弟」の続編‼️まず何よりも前作のヒロイン、ローラ・フォルネルが出演してない‼️「スパルタンX」と前作で彼女の大ファンだった私は5年ぶりに彼女を観れるという期待を裏切られ、大いに落胆したものです‼️しかし今作のトリプルヒロインの二人、ドゥ・ドゥ・チェンとエヴァ・コーボが見事なコメディエンヌぶりを発揮、ジャッキーとの素晴らしい絡みで見事なドタバタ&お色気コメディを展開している‼️特に砂漠のホテルのシーンはアクションとコメディが上手く融合した名場面だと思う‼️バスタオルとか機関銃乱射とか‼️明らかにジャッキーの演出手腕が上がってますよね‼️アクションに関しても冒頭のパラグライダー&ゾービング、バイクと車のチェイス、ラストの基地内での大格闘まで、安定したジャッキーアクションを堪能できる‼️クライマックスの巨大風車の中でのアクションシーンも、まさに "スーパーマン" な名場面‼️やはりジャッキー映画はジャッキー自身が監督じゃないと‼️サモハンやスタンリー・トンみたいな他人の演出だと、なんか客演みたいに感じてしまうのは私だけでしょうか⁉️
ジャッキーのプロモーション・ビデオ
1500万弗という香港映画では破格の予算、お色気担当のようなスペイン、中国、日本人の3人の美女を引き連れてインディージョーンズ張りの宝探しの大冒険。
冒頭のパワードパラグライダー・シーンから息も切らせずのノンストップアクションの連続、流石に砂漠になってからは観ている方も少々疲れましたが楽しめました。
プロットは多少強引、お宝は古代の遺跡では無く、アフリカのナチスの秘密基地に眠る金塊の山、ナチスの残党や山賊、小悪党などに襲われっぱなし、ジャッキー一人に頼るのでは心もとないですが、そこはジャッキーの見せ場つくりですから致し方ないでしょう。
モモコ役の池田昌子さんは知りませんでしたが本作デビューだそうです、ジャッキーは千葉真一さんの大ファンで日本びいきなのでキャストに加えたのでしょうか。
ジャッキー映画はコミカルさを加えたカンフーシーンが売りですが毎度お馴染みのジャッキーのプロモーション・ビデオのようなつくりや軽さは否めませんね。
本作もカーチェイスを加えたりセットや小道具に工夫を凝らし、旺盛なサービス精神には脱帽ですが、テイストは相変わらずといったところでしょうか。
ドゥドゥチェン
2022年5月31日
映画 #プロジェクト・イーグル (1991年)鑑賞
ナチスの金塊をめぐる砂漠での闘い。ジャッキー版の #インディー・ジョーンズ
この頃のジャッキーは、香港無双状態で、監督・脚本となんでもござれ状態で、ロケも海外が多かったな
この映画の後に、ポリスストーリー3と酔拳2も撮ってはいるのですが・・・
一流のトレジャーハンターが、ナチの黄金を巡って奮戦する物語。
ジャッキーチェン主演の「サンダーアーム」の続編映画です。
当時大好きだったジャッキーでしたが、この映画には失望しました。
ジャッキーチェンの映画は、「格闘」「アクション」・・・を「コメディ」タッチで描くことが特長だったと思っています。
この映画は、「コメディ」が前に出過ぎていて、肝心の「格闘」「アクション」の良さを減じてしまっているように感じます。
そして「格闘」「アクション」のクォリティが下がっているのも致命的です。
「格闘」自体のシーンが殆どありませんし、「アクション」もアイデアに頼ったものでジャッキーの凄さを感じるものではありませんでした。
ジャッキーも人間ですから、加齢に伴い過酷なアクションを何時までも続けることが出来ない、そのことは理解していました。
そして、この映画を観た時に、ジャッキーの終焉が近づいた・・・と感じてしまいました。この映画は、そんな映画です。
巨大扇風機
トレジャー・ハンティングもの。洞窟に入ると、原住民がお宝を守ってるというのにお宝を盗り放題。聖水を飲んだおかげで白塗り原住民と結婚しなければならないと脅され逃げ出してしまう。『インディー・ジョーンズ』をおちょくったようなパロディだが、なぜか凄い映像。
アフリカへは女性2人を同行したジャッキー。ここでも魔宮の伝説ばりのドタバタコメディが見られるが、女性2人になるとかなりテンポが悪くなるような・・・でも、バスタオルを剥いで注意をそらす作戦はちょっとしたお色気があってよろしい(笑)
“敵を味方に変える踊り”がなかなかいい。その後の地下ダンジョン、金塊は見つかったが間違って自爆スイッチを押してしまい・・・巨大扇風機の間での戦いが面白い。「スーパーマン!」と叫びながら飛ぶのもワイヤーアクションかなぁ・・・
ジャッキーのきれきれアクション、もはや芸術ですね。本作でも存分に楽...
ジャッキーのきれきれアクション、もはや芸術ですね。本作でも存分に楽しめます。ただ、バイクアクションはさすがにスタントマン感あり。
楽しく見られる作品ですが、女性3人との絡みとか、ややコミカルに走り過ぎか。個人的には今少しシリアスな部分がある作品の方が好きです。せっかくの芸術アクションが、時にコントに見えるのは残念。
ジャッキー作品、まだまだすごいのがたくさんありそう。今年もお世話になりそうです(笑)
普通のジャッキーの活劇映画
総合:65点
ストーリー: 55
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 65
音楽: 60
ジャッキーならではの派手な活劇は今作でも健在で、危険な任務で死人もたくさん出るのに雰囲気は全体的に滑稽路線で気楽に見られる。
だが砂漠のど真ん中に第二次大戦中に建設された巨大な風洞施設があるとか、それが現在でも問題なく稼働してしまうとか、物語はかなり不自然。派手にしようとして無理をしすぎだと感じる。セットもやや作り物感が漂う。適当に活劇だけを楽しむと悪い映画ではない。
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