フローレスのレビュー・感想・評価
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やっぱデニーロ良いなぁ
採点3.8
プライム・ビデオ鑑賞
絶対に交わらない人たちとの触れ合いを描いたヒューマンドラマ。
自身が病気で躓いたことによって知る世界。
段々と触れ合うたびに忌み嫌っていた人々の心を知る、何とも心が温まる物語。
とにかくデニーロの芝居が凄すぎます。
表情・動き・喋り方とこだわりがすごい。
それとエンドロール頭のレッスンが最高に愛おしい。回り込むカメラも良い感じです。
やっぱデニーロ良いなぁ、改めてそう思える作品でした。
デ・ニーロ&ホフマン
本作が公開された時代はまだまだ同性愛差別がきつかった時代で、ゲイを描いた作品も少なかったことを記憶してます。物語はマニアックでもふたりの名優が出演しているお宝作品でした。
やはりふたりともトップ俳優ですね。ホフマンのあの感じ、参考にして演じている役者も多いと感じました。デ・ニーロはまだまだお元気なので、死ぬまでトップ俳優でいて欲しいし、長生きして欲しいです。
玉の翻訳について
フィリップ・シーモア・ホフマンが全部持って行った映画でしたね。
デ・ニーロも半身まひの全力演技なんだけど、それを越えてくるよね。
映画的にも話の筋道がわかりやすく、あの人は実は!みたいな
配線こんがらがり設定はなくてシンプル。(ネタバレちゃうで)。
男と男というよりも、大切な人と大切な人との心の交流みたいなお話。
ラスティ役のホフマンが亡くなってたんだよね。だいぶ前に。
残念だぁ、とおもってアマプラで無料で観られたのがこの映画でした。
ラストシーンのデ・ニーロの
字幕:「まだ肝っ玉があったんだな?」
吹替:「まだ玉とってなかった?」
字幕の妙さ加減にムムムとなり、吹替に変更して確認した次第。
吹替がいいですよね。
演出上デ・ニーロの言葉が聞き取りにくいから英語でなんて言ってるか
わからなかった。
こういった「マヒ」設定の場合の翻訳って、台本見ながら訳してるのかな?
聞きながらだったら、かなりムズイ気がしますわ。
いい映画です。古いなりの良さがしっかりありますね。
エンドロールに出演者の映像とクレジットを当てるところが
監督からの敬意に感じてなんだかうれしかった。
デ・ニーロの主演は、「レナードの朝」が先だったのか? この映画が先...
デ・ニーロの主演は、「レナードの朝」が先だったのか? この映画が先だったのか?
いずれにしても・・どっちかが、どっちかのキャスティングに繋がったのだろうな♪
生きてて良かった。そう、思うだけ
主人公が病気の後に、「俺に関心のある女性がいるとは思えなかった」
彼がそう思っている。それはそれで良いが、僕ならそんな気持ちにならないけどなあ。
生きてて良かった。そう、思うだけだけどなぁ。ましてや、妄想の範疇の逢瀬なんでしょ。
まぁ、良いか♥
今みても全然古く見えない!
元警官で偏見だらけの主人公演じるデニーロ
彼が嫌う同じマンションに住むオカマ演じるフィリップシーモアホフマン。
元警官の主人公ウォルト。
独身貴族でスマートな生活を楽しんでいたところ
アパートメントにマフィアが押し入り騒動が起きる。
その時脳卒中を起こし、倒れてしまう。
一命を取り留めたが麻痺が残る中、職もイケると思ってた女も失ってしまい、荒んだ生活を送るウォルトに
希望を持たせたのはいつも揉めていたオカマのラスティだった…。
という感じの流れなんだけど
この2人の演技のおかげで完全に入り込むことができます!
あとは映画を楽しんで🫡
フィリップシーモアってメッチャ良い演技するのに
この後はかなりのちょい役で出たり、ガッツリ主演したり、色んなのに出てるのが不思議。
逆境と偏見
製作・脚本・監督のジョエル・シュマッカーは少年の頃から飲酒、LSD、ホモセクシャルに浸り、寝た男は1万人とも豪語する変態の権化のような奇人、いっそ自伝を映画にした方が凄そうだ。
本作は彼の友人が脳卒中で倒れリハビリに歌に通ったと言う話から着想を得たそうだ、実際にミュージック・イントネーション療法(MIT)と呼ばれており喋れなくとも歌にすることで損傷を受けた脳の一部を他の部位が補完するらしい。
オカマを毛嫌いする元警官、街の英雄だがいざ脳卒中で倒れ、言葉もままならず半身不随になってみると助けてくれるのは情の深いおかまちゃんだったというお話。脚本を読んだデニーロは一も二も無く引き受けたと言うが難しい特異な役ほど役者魂に火がつくのだろう、彼らしい。
新宿2丁目あたりに下宿していれば別だが余りにも非日常の暮らしぶりに当惑、敵役がチンピラ風情なのでサスペンス感もアクションも希薄、ただただ下品な言葉が飛び交う、偏見は強者の論理、いざ弱者になってみると傲慢さに気付くだろうということか。
人間観察が好きな人には受けるのだろうが作家性が強く、逆に普通の映画の有難味が分かるといったら言い過ぎでしょうか・・。
デ・ニーロ!
レディ・マーマレードが印象的だ。この歌って好きだったんだけど、ゲイの内容だったのかな?中盤での歌のレッスンは、デ・ニーロの演技が素晴らしく、ほのぼのとした雰囲気にさせられました。
ストーリー構成も面白く、前半と終盤ギャングに追われるサスペンスにハートフルドラマとコメディをサンドイッチしたところがいい。『裏窓』や『ターミネーター2』を引き合いに出す台詞も楽しい。
ゲイと半身不随の男との友情物
ドラマでサスペンスで恋愛物でアクション物。
良くも悪くも広く浅い。
ゲイと身体障害者を掛け合わせるあたりもつまらない意図が垣間見える。
内容の割に気楽に見られるのも、重い話を深掘りできていないだけ。
デニーロの無駄づかい。
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