「見よ、ブレイドのドヤ顔と決めポーズ!」ブレイド 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
見よ、ブレイドのドヤ顔と決めポーズ!
ウェズリー・スナイプスの当たり役、人間とヴァンパイアのハーフのヴァンパイア・ハンター、ブレイドの活躍を描いた人気作の第1弾。
アメコミの映画化やワイヤーアクションなど、今日のブームの先駆けでもある。
それがあまり一般に知られてないのがちょっと悔しい。
スタイリッシュ!クール!
とにかく、ブレイドの活躍がただひたすら格好いい、スカッと楽しめる快作!
コミックらしいノリが最高。
マーシャル・アーツを披露した後のブレイドのドヤ顔やポーズもいちいち決まる。
宿敵フロストを演じたスティーヴン・ドーフの不良ヴァンパイアもハマってる。
好きなシーンが幾つかある。
ヴァンパイアに襲われ瀕死の相棒ウィスラーに「銃を寄越せ」と言われるが、「嫌だ」と断るブレイド。彼の中の人間としての情が一瞬見えた。
フロストの陰謀により血を奪われ弱ったブレイドが、カレンに助けられ、彼女の血を吸うシーンは、異色のラブシーンと言えよう。
そして、血を吸い復活したブレイドが憤怒の形相で「フロスト!」と叫ぶシーンにしびれる。
アメコミ・ヒーロー映画が今のようにブームになる前に、颯爽と現れた、とりわけ異才を放つダーク・ヒーロー。
これが、娯楽アクション!
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