「ウェズリー・スナイプスの当たり役」ブレイド しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
ウェズリー・スナイプスの当たり役
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"ブレイド" 三部作第1部。
Netflixで3回目の鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
現在公開中の「デッドプール&ウルヴァリン」のある噂(まだ観てないのにがっつりネタバレ食らった)を目にしたことがきっかけとなり、久しぶりに観た。たぶん小学3年生以来だと思う。めちゃくちゃ面白かったし、とても懐かしかった。
日夜ヴァンパイアを狩るブレイドは、当時の私が抱いていたヒーロー像に、新しいページを加えてくれた。戦隊モノや仮面ライダーに親しんでいた私にとって、冷たさと優しさを兼ね備えたダーク・ヒーローはとても新鮮に映ったのである。
壮絶な出自も痛ましい。相棒ウィスラーの死(結構ショックだった)や宿敵フロストとの対決(おまけに母殺しまで…)を経て、過去を清算したブレイドだったが、戦いはまだまだ終わることはないと示唆するラストが複雑な余韻を残す。
本作がきっかけで、ウェズリー・スナイプスと云う俳優を知った。彼の顔貌が、ブレイドのヴァンパイアと人間のハーフと云う設定に説得力を齎しているように感じる。ガン・アクションもソード・アクションもキレキレでキメてくれるのがカッコ良くてたまらなかった。これぞまさに「当たり役」だろう。
[余談]
どれだけ激しい戦いをしていても、決して落ちないし、絶対に壊れないブレイドのサングラス、欲しくなった(笑)。
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