「混合種の苦悩」ブレイド kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
混合種の苦悩
フロストは人間からヴァンパイアに変身した、いわば雑種だ。評議員たちは純潔種を誇りに思っているのだ。人間とヴァンパイアの共存、これが世の秩序を保っているため、目立つ行為、裏切りは許されない・・・ヴァンパイア映画に共通する設定である。ニンニクエキスが変身を押さえるワクチンのようなもので、銀の弾が最も効果があり、杭や日光にも弱い。
吸血鬼のおどろおどろしさよりは、アクションを中心とした映画。地下鉄の格闘では痛いシーンの連続だった。仲間のウィスラー(クリストファーソン)はガン(肺がん?)を患っている。どうなるんだろ・・・
実は母親はフロストによって生きていた。その母親との対決シーンが、イマイチ。もっと葛藤するものだと思っていたのに・・・
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