「私ですら満点、アメリカ人なら百万点」ブルース・ブラザース 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
私ですら満点、アメリカ人なら百万点
ビストロSMAPがSMAP×SMAPから独立して映画になったようなものなので当然元のTVを観ていることが前提であって、話が飛んだり、意味不明なエピソードやバカバカしい展開もアメリカ人なら「ハイハイハイ、あーあれね」ってことになるし、出てる人たちも多分お馴染みさんばっかで、ましてやブラウン君とかアレサ君とかレイ君なんて日本人にはイマイチ馴染みないけど、向こうの人にしたら誰でも知ってる有名人なんだろうから、そんな前提教養のない日本人が映画だけ観て四の五の言うのは見当外れもいいとこなのは百も承知で自重しながら言いますが、それでもメチャ面白かったので、アメリカ人なら1万倍おもしろいんでしょうね。
始めの方は、そんなわけでどうやってこの映画を面白がれば良いものやら戸惑いましたが、ブラウン君のショータイムの辺りから俄然エンジンかかってきました。
盲目的にアメリカの文化に憧れ育ってきた者にとっては、ハチャメチャだけどカッコいい、そうなんだよなーアメリカって、というGOODサイドのアメリカを体感できます。
出来そこないのCMみたいな映像や、ワザとシーンをぶつ切りにして安っぽくしている処なんか実にセンスいいです。
但し、飽くまでも個人的なストライクゾーンだっただけであって、人にも薦めるかと聞かれればあっさりNO、こんなドタバタ何が面白いの?っていう人多いだろうし、その方が正常な感覚のような気がします。
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