「ブルック・シールズの幼少期の魅力を凝縮」プリティ・ベビー 孔明さんの映画レビュー(感想・評価)
ブルック・シールズの幼少期の魅力を凝縮
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ブルック・シールズの幼少期の魅力を凝縮したような作品。
男に体を売る生業をする母親を持った少女は大人たちに囲まれて生活していた。
大人の猥雑な世界に生きる少女もやがては母親と同じ道を辿る身である。
母親は奔放で客の男と懇ろになると娘と弟である息子を残して出て行ってしまう。
その前後、館に取材に来ていた男がいた。
彼は決して売春婦たちと交わろうとしないので、少女の目にも新鮮さを持って映る。
やがて年齢の離れた二人は恋心を抱いて結婚する。
けれど結婚後、二人の夫婦としての生活は噛み合わず喧嘩の日々。
そして、やがて母親が子供たちを迎えに来るとあれほど喧嘩していた母親についていく事を決める。
結局のところ、いくら口が達者でもまだ子供だった。母親に愛されない寂しさを埋める代用品としてしか「夫」を見ていなかった。
永遠の誓いさえも少女の前では重きは成さなかったのだ。
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