ブリットのレビュー・感想・評価
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今見ると古さはあるね。
しっかり左右安全確認をするマックィーン
カーチェイスにも礼儀あり。信号機のない交差点ではしっかりと左右安全確認をしましょう!などと思っていたら、カーチェイスの主導権がマックィーン演ずるフランク・ブリットに移り、過激な展開となってくる。それでも現代みたいにセットの中じゃなく、公道を使ってたりするので迫力満点。サンフランシスコの坂道と海と市電というのが後々映画でも多用される。
ストーリーは単純ではあるけど、謎も残る。ストレートすぎて上院議員には何の罪もなさそうな描き方ですが、これは今の刑事映画じゃあり得ない世界。まずはオンボロホテルを提供した議員に不自然さが残るし、公聴会での証人というのもシカゴとサンフランシスコという距離感が疑問として残ります。
そんなことはさておき、マックィーンのカッコよさをメインにした作品であり、上司にも物言わせぬ警部補。病院で死亡した証人を隠し、犯人を捕まえたりから死ななかったことにしてくれ!などというパターンもこの時代から誕生したように思えます。あの人どうなったんだろ?というツッコミも忘れさせてくれます。
相手の車はロバート・デュバルが運転してるし・・・そしてマックィーンはスタント無しと思われる。ムスタングがいい音出してます・・・ガソリン食いまくりだけど。
この映画なければ、彼のファンにはならなかったであろう。
恐らく、この映画がなければ、マックインの事は、子供の頃地上波で洋画劇場を観たスターぐらいにしか思わなかった、カーアクションも、フレンチコネクションばり、音楽も、映像も、格好いい、男が惚れる憧れるマックインがこの作品にはいる、フランス映画のヌーベルヴオーグを彷彿させる作品、つまりアメリカ臭さがないからいい、監督がイギリスのピーターイエーッだからなおさらいい、ステンカラーコートの着こなしが格好ええなぁー、車も、すべて男が喜ぶ映画最高作品。
牛乳飲んでもカッコイイ!
マックイーンの表情力
ストーリーけっこうおもしろかった。護衛任務から端を発したミステリーに着実に迫るブリットの視点は楽しかった。ただ、最終的に悪陣営の関係者が全員死んでしまう、殺してしまって、なんかスッキリしない終わり方だったかな。
キレイめの女性がたくさん出てきて、ニヒルなやり取りがあって、どこか初期の007を思わせるような雰囲気があった。
ここまで口数の少ない映画は初めてだったかもしれない 笑 ふと振り返りとカーチェイスのシーン、ホントに一言も喋ってないな 笑 ただ、このカーチェイスのシーンの出来は素晴らしかった。この時代にここまでのクオリティはスゴイと思う。
スティーブ・マックイーンの表情力(表情で語るパワー)は目を見張る。
大人の刑事ドラマ
名作中の名作ですけど
坂の上付近では徐行しましょう
タイトルなし(ネタバレ)
随分と前にテレビで見た映画を再び、DVDで観賞。
懐かしさだけ滲む込む作品。
内容も展開も現在のサスペンスドラマ以下。
見せ場となるカーチェイスに心を驚かせてた、あの頃が懐かしい。
史上最強の…
男は黙って追いかけろ
惜しい
マックイーンのまっすぐな行動力
総合:65点
ストーリー: 60
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 65
音楽: 60
マックイーンが圧力にも負けずしつこく刑事としての職務を命懸けで遂行する刑事を演じる。彼の得意分野が良く出ていた。だが物語は今ひとつ。
物語は謎がそのままに残される。影にどんな陰謀があったのか明かされないし、いったい陰謀の一味は誰でその後の話がどうなるのかもわからない。随分と中途半端である。
この映画はまっすぐに生きる寡黙なマックイーンの行動力を追った映画。正義と真実のために権力にたて突き、車を飛ばし、空港を走り回る。そんなハードボイルドな彼を描いた作品である。
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