劇場公開日 1968年12月21日

「【二点三転するストーリー展開及び彼の有名なロスでのカーチェイス・シーン。及び観客に”真の悪党は誰か”を問い掛ける刑事アクションムービー。】」ブリット NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【二点三転するストーリー展開及び彼の有名なロスでのカーチェイス・シーン。及び観客に”真の悪党は誰か”を問い掛ける刑事アクションムービー。】

2022年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■チャルマース上院議員(ロバート・ヴォーン:一流を気取りながら胡散臭い人物を演じさせたら右に出るものなし!)からギャング組織壊滅のための証人ジョニー・ロスの保護を任されたフランク・ブリット警部補(スティーブ・マックイーン)。
 だが証人はブリットが恋人のキャシーと会っていた隙に襲撃され死亡してしまう。
 彼の、失態を責めるチャルマースの態度に不審なものを感じたブリットはある行動に出る。

◆感想

・今作は、前半に伏線を貼っておいて、(特に、ロバート・ヴォーン演じる高慢なチャルマース上院議員の姿。)後半、一気にフランク・ブリット警部補が、真相を突き詰めていくシーンのロスの坂道でのカーチェイスを含めた二点三転するストーリー展開の面白さであろう。

<現代の様々な、アクション映画を観ていると、ストーリー展開を含めて、イロイロと想像は付くのであるが、今作の公開年は、資料によると1968年である。
 半世紀以上前の作品にして、このレベルの高さ。
 俳優陣及び制作陣には敬服する作品である。>

NOBU