劇場公開日 1995年8月19日

「【”天皇星から来たらしき、色々な事情を抱えた強烈な色彩のオカマトリオ、”GO・WEST!”珍道中を描く作品。】」プリシラ(1994) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”天皇星から来たらしき、色々な事情を抱えた強烈な色彩のオカマトリオ、”GO・WEST!”珍道中を描く作品。】

2021年9月20日
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鑑賞方法:VOD

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ー 当時の資料によると、バーニーを演じたテレンス・スタンプは今作の出演に対し、難色を示したという作品。”そりゃ、そーだ!”ー

 ・オーストラリアの広大な地を舞台に、3人のドラァグクイーン(バーニー&ミッチ(ヒューゴ・ウィーヴィング:この人が最もオカマらしさを出してきた気がする。歌舞伎町で見た気がするよ・・)&フェリシア(ガイ・ピアース)がオンボロバスの「プリシア号」でオカシナ旅する姿を描いたロードムービー。

 ・超有名だった(過去形)のミュージカルの映画化であるが、極彩色の3人のドラァグクイーンの衣装はインパクトがあるが、ミュージカルシーンの楽しさが少し欠けている気がするなあ・・。

<アバの楽曲を活かそうとしているのかもしれないが、なんとなーく、ミッチの久しぶりに会う妻や息子との対面シーンがメインになってしまった、本来のミュージカル映画としての楽しさが薄らいでいる気がした作品。
 それは、テレンス・スタンプを筆頭に、メインキャスト3人が歌って躍るシーンが殆どなかったからであると思われる。
 ヒットしたミュージカルを映画化するのであれば、衣装だけではなく、歌って躍れるキャスティングをお願いいたします・・。>

NOBU