劇場公開日 1982年2月27日

「女優のひとり二役にみるメリル・ストリープの存在感とライス監督の演出センス」フランス軍中尉の女 Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5女優のひとり二役にみるメリル・ストリープの存在感とライス監督の演出センス

2020年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

カレル・ライス久しぶりの佳編。メリル・ストリープの古典的な美しさと現代的な生き方を対比させどちらも生かした恋愛劇。映画の中で映画を見せるのは特に珍しくもないが、両方の主人公を演じるメリル・ストリープの実力によって、相互に影響されるスリリングな展開を見せる。ジェレミー・アイアンズも適役。ライス監督のセンスの良い演出に、フレディ・フランシスの綺麗な撮影もいい。

Gustav