プラトーンのレビュー・感想・評価
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初めて観たのは約10年前、当時は何も感じませんでした。 そして10...
初めて観たのは約10年前、当時は何も感じませんでした。
そして10年ぶりの鑑賞。
この作品の良さ、深さがわかるようになりました。
戦闘シーンの迫力・緊張感は勿論すごいが、人間ドラマが深い。
(エリアスと、バーンズの対立。エリアスの死、バーンズの殺害、村人の虐殺・・・・)
エリアスの死の空撮シーンは勿論ですが、空撮映像を観ていると、こんなジャングルで夜間も戦闘していたと考えると鳥肌。
名作を初めて視聴。
3回目鑑賞
ストレートな反戦物。オリバーストーンの実体験を元に作成されただけあ...
分かりやすく戦争の恐ろしさを伝える
この映画の意味、イデオロギーの対立
この作品は戦争映画ですが深みがあります。
個人的見解ですが、エリアスとバーンズの対立はベトナム戦争当時のアメリカ国内のイデオロギーの対立を表しています。
バーンズは戦争を支持してきた保守派の勢力の象徴であり、そして主人公も最初はバーンズ(強いアメリカ)に憧れています。
エリアスは反戦左派(この映画ではアメリカの良心)の象徴です、これはエリアスの主張に表れています。(露骨ですがエリアスと仲間達がヒッピーパーティーをやっているのもその演出ですね)そして戦争の真実を知り、バーンズ(強いアメリカ)の狂気を知り、主人公はエリアスに傾倒していくのですが
エリアス(アメリカの良心)はバーンズ(強いアメリカ)に殺されます。
あのエリアスのポーズはアメリカの良心の死を表しているのです。
主人公がヘリに乗って戦場を去る時の意味深なナレーション「エリアスとバーンズの反目はいつまでも続くだろう、時として僕は、あの2人の血が僕の中にも流れているのを感じる」とは
まさに人間のイデオロギーの対立を指す言葉です。
●夜の野戦の恐ろしさ。
見なきゃいけない気がして観た
「プラトーン」を観て
ベトナム戦争・・
戦争の実態 アメリカver~
鮮烈な戦闘描写、秀逸な戦争映画
ほぼ、20年振りに見たけどまた、違った感動を覚えました。残酷な描写は、フルメタルジャケットや狂気の描写は地獄の黙示録、さらに戦闘シーンはハンバーガーヒルと言った戦争映画の名作の方が優れているかもしれない。しかしながら、この作品は、ポスターにもある通り、鮮烈な印象を与えたウィリアム・デフォーが死んでゆくシーンを中心に、中盤の緊迫した裏切りと狂気の展開が観る側をグイグイと引っ張りこむ。そして最後の戦闘シーンまで正に目が離せない。新兵が、その激しい環境により神経を患い、狂気が宿るさまをチャーリー・シーンが初々しく演じてます。また、若かりしジョニー・デップがベトナム人との通訳を行う兵士を演じてチョイとでてます。
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