劇場公開日 1983年9月3日

「能天気なエロバカ学園コメディ」プライベイトスクール バラージさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 能天気なエロバカ学園コメディ

2025年12月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

ドキドキ

カワイイ

全寮制の私立女子高を舞台に、(当時の)イマドキ女子高生たちの恋と性と友情を描いた、エッチなおバカ青春学園コメディ映画。フィービー・ケイツが主演名義だがどちらかといえば群像劇に近く、近隣の男子高トリオのエロバカっぷりなども含めて『グローイング・アップ』や『ポーキーズ』のノリに近い(どっちも観たことないけど)。あるいはドラマ『毎度おさわがせします』みたいといいますか(これも古い)。とにかくいい意味でバカバカしいエロバカ青春コメディで、随所で「絶対こうなるな」という見え見えのエロバカ展開があり、思わずゲラゲラ笑ってしまった。『初体験 リッジモント・ハイ』みたいな映画史に名を残す重要な映画ではないけれど、なかなか十分に面白かった。フィービーは『パラダイス』と『初体験~』でさんざん脱がされてイヤになったのかほとんど脱いでおらず、終盤でチラッとセミヌードになる程度だが、その分ライバル役のベッツィ・ラッセルというブロンド美人女優が惜しげもなく脱ぎまくってヘアも見せている。やはりこの頃のフィービーは神がかり的に可愛く、そりゃ人気になるわなと思わされた。男子高3人組唯一のイケメンでフィービーの恋人役を演じてるのはマシュー・モディン。後の性格俳優になってからしか知らなかったが、こんなアホ映画にも出てたんだな。

バラージ