フットルースのレビュー・感想・評価
全4件を表示
思ったより真面目な青春映画
今や「世界中のどんな俳優でも共演者を最大6人たどればケヴィン・ベーコンに行き着く」と言われるケヴィン・ベーコンの出世作、気になっていたが、たまたまBSプレミアムで鑑賞できた。
若者たちが、身勝手にやりたいことをやるのではなく、真正面から議会で訴えるところが良かった。思い返すと、その一方で、図書館の本を有害図書だと決めつけて勝ってに燃やす大人が描かれていたが、面白い対比。そういう極端な人たちや、面白くないからと暴力を振るったり石を投げ込んで嫌がらせする不良高校生もいて、社会においてはそういう厄介な者が必ずいるものだとあらためて思った。
ダンスは、聖書にも記述があり、祝うために神様から許された行為だという説明は決定的で小気味良かった。レンの相棒のウィラードが、レンにダンスの特訓を受けて上手くなっていくところが面白く、微笑ましかった。調べると、ウィラードを演じたクリス・ペンは、ショーン・ペンの弟で2006年に41歳で亡くなっていたとは…。
音楽に乗せて展開していき、くどくなくテンポの良い、非常に真面目な青春映画だった。
プロムの誕生秘話 政教分離の必要性
白人の乱痴気さわぎに巻き込まれた感じのする映画である。
保守的社会に対する若者の反抗ってことなのか?この時代になっても、チキンレースする位だから、若者と言っても何も変わっていない。
ただのモラトリアムなだけ。牧師の娘に至っては、好色、虚言癖、二重人格、自傷癖、と患っているとしか見えない。兄がチキンレースで亡くなっているという事は、両親から受け継いだDNAに問題があると思う。
さて、この映画だが、音楽以外、なんの感動も無い。音楽も賛美歌397番やハイドンの室内楽の方が僕にはあっている。この時代は『マイケル・ジャクソン』や『マドンナ』とか作られたミュージシャンが多かったと記憶する。ビートルズやストーンズの様なクオリティーは無かった。
牧師が政治に参加するなんて、常識では考えられない。政教分離が政治の常識なはずだ。図書館の自由を犯すばかりか、焚書まで起こす。もはや、ナチスである。では、今のアメリカはどうなっているか?ダンスはプロムと言う形で、認知されたのだろうが、保守的な事には変わりない。
日本でも『統一教○』の騒動があったかが、この牧師の家族を見ていると、今騒がれている事が理解できる。
映画は結局暴力で終わらせている。僕はそこが評価出来ない。
ちょっと期待外れ
先に曲を好きになって、ダンスシーンだけ見たことがあったんで期待してみてみました。
が、ちょっと期待外れかな。
展開が不自然というか、お父さんが急にダンスを許した下りとか。
けどダンスは練習シーン含めてめっちゃカッコイイ〜
あと、オープニングがすごいオシャレだった!
それにしても欧米の若者はみんなあんなにダンスが出来るのか?(笑)
全4件を表示