「本当に何が何なのか全然わからない…。」豚が井戸に落ちた日 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
本当に何が何なのか全然わからない…。
今年252本目(合計903本目/今月(2023年7月度)38本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
ここまで変な映画を見たのもはじめてな気がします。
ここのサイトでも「※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。」とありますが、かといってドキュメンタリー映画というわけでもなく…。
具体的によくわからないのが、
・ 冒頭に出てくる暗号放送みたいなやり取り(古い時代はラジオでも聴けましたが…)
・ 突然脈略もなく出てくる「大人の営み」シーン
・ (撮影所でとられたものと思いますが)ハリボテの警察署(交番?)のやり取り
・ どこかの店で男性2人どうしが何か(何かもよくわからない)待ち構えているシーン
…で8割以上を占め、ストーリーというストーリーも存在せず、かといって「ドキュメンタリー映画です」とは書いてあるものの、韓国(朝鮮)史を参照するものでもなく「ジャンル分類が無理」という特殊な映画ではなかろうか、と思います。
シネマートでは映画館の放映とは別に、シネマートのVODシステムで48時間レンタル(または、買い取り)もできますが、何十回見ても理解はまずできないのではなかろうか…という気がします(本当に何が何なのか、ストーリーの理解もできなけば、「これはネタバレだから書いてはダメ」という観念が存在しない)。
ただ、この映画はシネマートの韓国映画祭りの一つとして登場した作品で若干古い映画です。それらのことまで考えると、当時(1990年後半)にはこういう作品が本国(日本ではない)では好まれていたのかな?という気もするし、いくらシネマートといえども「本当に理解不可能」な映画はチョイスしないと思うので、相当に韓国文化を理解していれば理解できるのかもしれませんが、ちょっと無理です(採点拒否レベルに等しい)。
これまで勘案して下記の評価にしています。
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(減点0.8/映画の主義主張が本当に謎)
上記の4シーンで8割9割占めるところ、字幕という字幕も少なく、今どこで何をやっているのかという理解すら難しいです(特に暗号放送らしきシーンは本当に意味が謎)。
ここまで珍妙(主義主張が飛びすぎ)という映画も珍しいのでは?と思えます。
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