「ニューシネマの対局にある作品」フォレスト・ガンプ 一期一会 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
ニューシネマの対局にある作品
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アメリカの歴史がフォレスト・ガンプの成長と共に観ることができる作品です。
しかし、アメリカの歴史や登場人物の描き方があまりにも偏りすぎているというか、保守的(共和党向け?)なので「なんだかなー」と思いました。ベトナム反戦運動や解放運動すると、不幸になるんですね 笑
知的障害者と「gump(愚か者)」は全く違うと思います。疑問を持たずに従う人間が「gump」なのではないでしょうか。「gump」を感動的な作品で推奨するいやらしさを感じてしまいました。
アメリカンニューシネマの対局にある作品です。
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レントさんのコメント
2022年9月11日
本作鑑賞当時、ジェニーが不幸になってゆくのはまさにアメリカ社会への批判を込めたものだと思っていました。ジェニーは幼児虐待の被害者でもありますし。そんなジェニーに対して最後まで愛を貫いたガンプの姿などを見ても被害者ジェニーを憐れんでるものだと思っていました。
それが監督の制作意図を聞いて、正直天と地がひっくり返る思いでした。統一教会を盲目的に信じてきた人、自民党政権を盲目的に信じてきた人を頭ごなしに批判できないと思いました。
ほんと無知こそが一番の罪だと思いました。