「アメリカンカウンターカルチャーのとらえ方が当然間違っている。」フォレスト・ガンプ 一期一会 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカンカウンターカルチャーのとらえ方が当然間違っている。
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色々な意味に於いて、フォレストガンプってアメリカ国民ってことなんだろうが、アメリカンカウンターカルチャーのとらえ方が、当然間違っている。架空の人物を主人公にしているから当たり前だが、取り上げた出来事には全て裏があると言う事だ。
そして、その事をこの映画の演出家が一番分かっていない。アメリカの歴史をダイジェストで、しかもフェイクを淘汰せずにアメリカ国民を含めた全人類に『歴史』として語っている。ヘキヘキする。
少なくとも、賞を取れるような話ではないが、見方を変えれば、だから、賞を取れたとも言える。
何しろ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なのだから、そんな映画だ。
少なくとも、アメリカの歴史を笑い(コメディ)で淘汰出来る訳がない。それは現状を考えれば分かるはずだ。フォレスト・ガンプは各国にいる。但し、ポジティブでいられない『踏んだり蹴ったりな人生』を強いられている。それで、アメリカのフォレスト・ガンプだけがは幸せな人生を送ったって事だ。
二回目の鑑賞だが、初見は20世紀世紀末で、途中から早送りで見る程度の印象だった。そして、アメリカはなんでこんなに傲慢なのだろうと感じた。この5年後に『フォレストガンプにも地獄が訪れたんだなぁ』と二回目の感想である。
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