「映画は自由であるべき、と教えてくれた。」フェリーニのアマルコルド 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
映画は自由であるべき、と教えてくれた。
映画館で観たとき「これが映画だよ、君」
というメッセージを受けとった。
フェリーニ監督の少年の頃の思い出。
ある春の日から、次の春の日までの1年間の物語。
ここには普通の人間はひとりも登場しない。
そのデフォルメされた人々の暮らしが魅力的で
鑑賞後には本当であって欲しいと思ってしまうほど。
本当の人生や個人の思い出?
そんなのを映画にしたってツマラナイだけ!!
そうだろ?君。だから味付けは大切なんだよ。
思い出なんか美しくもない、拒否すべきだよ。
と、監督は云う。
ニーノ・ロータの楽曲も素敵すぎる。
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