劇場公開日 2025年6月20日

「1973年の作品とは思えない斬新さ」ファンタスティック・プラネット ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 1973年の作品とは思えない斬新さ

2025年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ルネ・ラルーの他2作を鑑賞し、本作に臨んだ。

キャラクターデザイン、色、音楽のつかい方、
ストーリーや設定など、今観ても全く色褪せない斬新さで
驚いた。
私は諸星大二郎を頭に浮かべてしまった。

どこからシュールで、どこかエロティックでもあり、
残虐でもあり、実に刺激的な作品である。

人間と巨人ドラーグ族との関係性を
うまく脚本で紡ぎ上げており、異種共存の大事さを物語っていると思った。

とにかく見た目のインパクト大だし、キャラクターの表情や動きも
独自固有で実に興味深かった。

宮崎で劇場上映してくれて、本当にうれしい。

ひでちゃぴん
トミーさんのコメント
2025年8月9日

共感ありがとうございます。
この後の2作品には無かったペットや虫に対する人間目線が強烈でしたね。弄り回されて死んでしまう絶望感。生まれて来た子どもをぺろりの怪生物も相当のインパクトでしたが。

トミー
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