「女っ気のない殺風景な軍事サスペンス。」ファイヤーフォックス みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
女っ気のない殺風景な軍事サスペンス。
クリント・イーストウッド監督は、ただ単にXウイングのドッグファイトを再現してみたかっただけなのかも。
だからこれは、当時のレーガン政権での「強いアメリカ」を吹聴して回るような政治的意味を持った強硬派の作品じゃありません。
ソ連の最新鋭戦闘機・ファイヤーフォックスの機体が、ウルトラ警備隊の迎撃用宇宙戦闘機・ウルトラホーク1号に似ていたのが、ちょっと嬉しかったかな。
ストーリーは極限までリアルさこだわる今のイーストウッド監督作品では考えられないほど、ご都合主義もいいところ。
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