劇場公開日 1986年6月21日

「下品vs下品」ピンク・フラミンゴ blackvenommanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0下品vs下品

2013年11月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

興奮

どちらが『世界一下品な人間』の称号に相応しいか、お下品な人間同士が争ってます…。
主人公の『ディヴァイン』、その容姿は一度見たら忘れられないほどのインパクト。
映画の内容も随所に下品な場面や、グロテスクな場面が盛りこまれています。
最後のシーンにおいては、実際の物を食しているというから…もう、絶句なのです…。
1972年に制作された映画の様で、時代を感じさせる部分も多々ありましたが、他の作品には観られないお下品な独創性がありました。
映画好きを公言しておきながら、この作品の存在自体知らなかったことが恥ずかしい…。
それぐらい、下品でインパクトのある映画でした。
近年のグロテスク映画の代表作である『ムカデ人間』程の知名度はないと思われるので、鑑賞したと言っても偏見は持たれないと思いますが、安易に友人等に勧めると、人間性を疑われかねないので、その際には厳密な人選が必要です。

blackvenomman