ピンク・パンサー2のレビュー・感想・評価

1975年公開
ドタバタ劇というほど面白くもないし
ケイトーとのやりとりは話から浮いてしまうので
今一つ。
ただディスイズコメディのセラーズ自体はオチも
ないのに笑ってしまう。
グダグダの展開で最後は手柄だけ立ててしまう。
こんな部下がいたら
そら上司のドレフェスも頭破裂するわな。
あ、もちろんピンクパンサーのテーマ好きですよ。
50点
初鑑賞　1976年１月15日　梅田地下劇場
パンフ購入

　アカデミー賞名誉賞を受賞したのがまだ記憶に新しいエドワーズ。ジュリー・アンドリュースも微笑ましかった。『ティファニーで朝食を』もそうだったのですね。このシリーズは中学生の頃に何作かTVで見たけど、当時はドタバタさが中学生にも受けていた。今考えると、かなりのブラックネタもあったんだなとギャグのあり方を真剣に考えたりして。。。

　ストーリーは途中でどうでもよくなり、ただ単にクルーゾー警部のおふざけぶりを楽しむ仕掛けとなっている。助手のケイトーはイマイチ。

クルーゾー警部のおとぼけ捜査、ドレフュス署長に命を狙われるもいつも間一髪よける警部、隙あらば襲ってくるお手伝いケイトー。体を張ったギャグは楽しいが、間延びするとこもあり、もうちょっとテンポよく進めばなお良かった。