「子供の世界の大人は不気味」秘密の花園(1993) 映画鑑賞初級さんの映画レビュー(感想・評価)
子供の世界の大人は不気味
児童文学で有名、私も子供の頃に読んだけどストーリーはまったく残っていないので新鮮な気持ちで観れました
メアリーとディコンが可愛らしく、球根や種を植えるなど、子供らしい純粋な美しい気持ちが伝わってきました
対して大人は、自分の判断で子供を決めつけ、自分の目の届く小さな世界に彼らを押し込めたがるのは今も昔も変わらぬことのようです。
それから、小さな彼らをあれだけ傷つけ続けた家政婦のマクゴナガル先生が、言い訳して責任逃れに必死で、ご主人にたった一度(かはわかりませんが)怒られただけで辞めます言ったのは笑いました。
コリンの父親は息子を愛していたことがわかったときは安心できました
でもさ、息子に会ってやってよ、ひどいよとーさん
始まりは荒れていた庭が、最後は花咲き誇る美しい庭園に生まれ変わって、彼らの心を表しているようでした。
児童文学と言っても、大人が読んで学ぶことも多いと感じました。
児童文学に出てくる大人って、どうして子供に対して意地悪だったり女々しかったりするんだろう?
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