「何コレ? 大ヒットシリーズ前2作品の面影は全く無く気の毒なほど面白くない・・・」ビバリーヒルズ・コップ3 Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
何コレ? 大ヒットシリーズ前2作品の面影は全く無く気の毒なほど面白くない・・・
前2作の清々しい痛快作に対し、本作は痛々しいぐらいの空元気で大して盛り上がりもなくダラダラと冗長な印象
エディ・マーフィーさんが本作の出来に不満を漏らしていたのも頷けますし、当時4作目に繋がらなかったのも納得です
アクセル・フォーリーのキャラが別人の様に大人しくなってしまい基本シリアス、ニヤリとはしたりジョークも言うけど、前作までの突き抜けた天真爛漫な笑いとユーモアと明るさが無い
考えてみれば製作当時は90年代半ばでアメリカ経済も傾いていた時代、確かに浮かれポンチな時代が終わり、皆がちょっと深刻だったという世相が色濃く出ているのかなと思いました
ジョン・ランディス監督作品なので期待していたのとジョージ・ルーカスさんやジョー・ダンテさんといった巨匠のカメオ出演が楽しかったけど、完全に期待外れ、舞台が“ワンダー・ランド”といのも謎の設定
極めつけは80年代に世界を席巻したミュージック映画の最高峰としての影も形もなく、本当に退屈で仕方のない残念な作品でした
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