「けっこうよかった」ビバリーヒルズ・コップ 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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高校生の時にテレビで試写会のCMを見てハガキを出したら当たった。初めて試写会で見た映画だ。まあまあ面白かったかなくらいの印象で全体像を理解できていない気がしてずっと見返したかったのだけど、それから40年経ってブルーレイで見る。
思いのほかシリアスな本格刑事アクションだ。エディ・マーフィの早口でまくし立てるのが見せ場なのかな。彼の陽気さが素晴らしくて元気が出る。シリーズが何本も続くわけだ。若い刑事もナイスガイだし、彼とコンビのおじさん刑事もいい。クライマックスの銃撃戦は『スカーフェイス』みたいだ。
いつごろからかこの感じの展開なら警察も悪者と通じていて信用できる刑事と悪徳刑事に分かれる話が主流なのだけど、警察に汚職は及んでいない。そんなところも牧歌的で嬉しくなる。
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