ビバ!マリアのレビュー・感想・評価
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ブリジット・バルドーとジャンヌ・モローが可愛い
面白かったですね。
不幸にしてIRAのテロリスト一家に生まれた若い女性が、メキシコで偶然出会った旅芸人一座と一緒に織り成すコメディ革命劇。
という最初からめちゃくちゃな設定なんだけど、面白かった。
「下妻物語」に百倍の金をかけると、ここまで突き抜けた映画を撮れますよ、みたいな感じでした。
映画の中だけで、メキシコ革命闘士が数千人もバタバタと射殺されるのだけれど、一顧だにされないという感じホントに雑な映画。
でも、ダブル主演のブリジット・バルドーとジャンヌ・モローが兎に角可愛くて、もう雑だろうが何だろうがどうだっていいじゃないの、と思っちゃいます。
2人とも、昔の美人女優としてはスタイルが抜群で、バルドーは走ったり飛んだりするとプリプリです。
それを見るだけでも楽しいですよ。
60点ぐらい。西部劇…
パリの可愛いお嬢さん
BBレトロスペクティブ上映作品のひとつ。
柳生すみまろさんの「ミュージカル映画」を読んで、今作とアッテンボローの「素晴らしき戦争」をいつか観たいと思っていた幻の作品。まさか劇場で観ることができるとは。(素晴らしき戦争は何年か前にソフトを見つけて購入することができた)
BBとジャンヌ・モローの歌とダンスはあったけど、ミュージカルではなかったな。フレンチ・ウェスタン。
私の年でも、ブリジット・バルドーと言えばすでに動物愛護活動家、毛皮に反対しているおばさんというイメージが強く、スクリーンで動いているお姿は見たことがない。
さすがにBBの愛称で親しまれているだけあって、かわいらしい。実に魅力的な女優さんだ。
ジャンヌ・モローもお年を召されてからしか知らなかったが、きれいな方だ。
当時、観ていたら映画の中の観客たち同様に熱狂していただろう。
映画はさすがにルイ・マル監督作品とはいえ、今見るとなんだかなぁ。幻の作品な訳だ。
時代が変わっても繰り返し繰り返し上映されている作品ってのはやっぱりすごいんだなと思いました。
JモローとBバルドーのバディもの
フランス人がウエスタン映画の制作に噛んでくるとこうなるのね、という感じ。
セクシーな旅芸人の女二人が、さすらいのガンマンよろしく大型機関銃をぶっ放して悪人を成敗するラストは痛快だ。
彼女たちはヒーロー。1965年の時点で女性がヒーローの映画ができてたのは知らなかった。さすがジャンヌ・ダルクの国。
旅芸人の女優二人が客を沸かせる競争みたいなモードに入ってしまう演出、演技もいいし、元々は戦いなどに興味のなかったモローの演じる主人公の一人が恋に墜ち、いつの間にか立派な闘争集団のドンになる流れと、そこに手を貸すバルドーのベストバディの感じも楽しい。
関係のないことだけど、日本のあのファビュラスな姉妹ユニットはこの二人をイメージしているような…
映画で遊ぶルイ・マルの女優讃歌
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