劇場公開日 1994年3月19日

「悔いすらも?」日の名残り 十ロ九さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5悔いすらも?

2020年3月4日
iPhoneアプリから投稿

本心を押し隠し

プロとして

執事を全うする

それは

尊敬する主人の誤った主義に対しても

好意を寄せる女性に対しても

徹底される

それを観る側の我々に対しても

その行為が悔いであるかどうかすら

曖昧である

ただラストシーン

鳥を見送るまなざしだけが

唯一

彼の本心が垣間見えた

瞬間なのかもしれません

たいへん抑えある素晴らしい映画でした

十ロ九