「名演技、名監督の凄さとは何かを思い知る傑作」陽のあたる場所 あき240さんの映画レビュー(感想・評価)

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陽のあたる場所

劇場公開日 1952年9月16日
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名演技、名監督の凄さとは何かを思い知る傑作

ジョージは映画のはじめは普通の下流の青年に過ぎない
社長一族の上流の人々に連なるようになるうちに変わっていくのだ
アリスも実は打算で彼の誘いにのる
一族の名前を持つ以上玉の輿を狙えるはずと、彼女自身が人からなんと言われるかと吐露している
けれど映画が進むに従って、彼女はもうそんなことはどうでも良くなって彼との知らない町での新しい生活の夢をボートで語る
ジョージが何を考えているか知っている我々の胸をかきむしる素晴らしい演技だった
ジョージもまた胸を切り裂かれている
監督はそれぞれの心情を見事にスクリーンに投影するのだ

主演のモンゴメリー・クリフト、助演のエリザベス・テイラー、シェリー・ウィンタースの演技は目を見張る出来映えの演技
その他の端役まで素晴らしい配役と演技を見せ、また監督とカメラと編集がしっかりそれを捉えて逃さない
特にエリザベス・テイラーの演技は迫真のものでとても17歳の女優とは思えない
監督は陽のあたる世界と貧しい世界を見事に対比してみせて、まどろむ事なくラストシーンに連れていく
そこで初めて観客はなぜ彼の母が伝道師の設定になっていたのかを知る

監督の構成を考える集中力の凄さがこの作品を傑作たらしめたのだとわかる傑作

あき240
さん / 2018年9月23日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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