「It's been a hard day's night! レジェンド達の青春時代。」ハード・デイズ・ナイト アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
It's been a hard day's night! レジェンド達の青春時代。
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伝説を作ってる真っ最中だったビートルズを捉えた作品です。スゴい!レノンが、ジョージが生きて笑ってて、お爺ちゃんなイメージしかないポールとリンゴが若い!ロックの歴史のレジェンド達の若くてヤンチャな姿を観ると何だか感慨深い物があります。後期になればメチャメチャ仲が悪かったと言われてる4人が、この頃はまだ皆で揃って楽しそうにしているので微笑ましいですよね。
個人的には前期より後期の楽曲が好きなのですが、一般的に盛り上がってたのってきっと前期でしょう。なんだかんだで楽曲がキャッチーで耳に残りやすいですし。今みたいにネットがなかった時代に4人が演奏してる姿が観れる映画って貴重だったんだろうなぁ。例え作品にストーリーがなくってもね!
しかし当時のビートルズのファンって凄かったんですね。今はあれだけ追っかけられるアーティストっていないのでは?現代みたいに趣味が細分化されていない分、一極集中で人気があった感じがします。ファンに追っかけられている姿はさながらゾンビ映画を観てるようでした。
観てて気がついたのですが、ビートルズのファンってティーン・エイジャーが多かったんですね。今でこそ好きな人は年配の方が多いイメージがあるビートルズですが、今の年配の人達が若い頃に聴いてたと思うと時代を感じます。それでもいい音楽っていうのは時代を越えて生き残っていくものですし、最近も映画「yesterday」が公開されたりしてますし、前の世代でも、自分たちの世代でも、そして次の世代でもきっと聴き継がれていくんだろうなと思いました。
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