「母性よりもSEXが勝る感情の移ろいを女性監督ならではの視線で描いているのだろうが・・・・・・・」ピアノ・レッスン(1993) ナオックさんの映画レビュー(感想・評価)
母性よりもSEXが勝る感情の移ろいを女性監督ならではの視線で描いているのだろうが・・・・・・・
社会の一般的な通念であれば母性がSEXを上回ることは無い様な気がするのだが・・・・・?
ましてや19世紀半ばという時代性を加味すれば、まだ家長制度の強い中 いわゆる不倫に対する世間からの視線は決して指を切断することだけでは済まされないような気がするのだが!
これももしかしたら男性目線からの偏見かもしれないが・・・・・!
ただ女性監督であるジェーン・カンピオンがこうしたタブーを撮る事自体が30年前という時代性も含め、斬新でありパルムドールを受賞した理由なのかもしれない。
今でこそ恋愛ドラマと言えば不倫を題材とした作品が溢れ、何らの目新しさも感じることは出来ないのだが(笑)!
1993年作品という時代性が生んだ、まさに女性目線の秀作とでも言えば良いか?
ただ自分としては共感できる部分が少ない作品に過ぎなかったが・・・・・
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